~支え合う安心社会の実現に向けて~
朝日新聞厚生文化事業団は「福祉を支える地域づくり」「福祉を担う人づくり」「支援の輪づくり」を軸に社会福祉事業に取り組んでいます。

朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 地震と津波を体験した子どもと大切な人を亡くした子どもの あそびのいえ ~いっしょにあそぼう!!~(陸前高田市)

最新のお知らせ

地震と津波を体験した子どもと大切な人を亡くした子どもの
あそびのいえ ~いっしょにあそぼう!!~(陸前高田市)

とき 2015年9月29日(火) 午後6時~午後8時
※5時30分から軽食を用意してお待ちしています
ところ 朝日のあたる家
(陸前高田市米崎町字松峰48-1)
定員 15人(定員になり次第締め切り)
対象 小学生から中学生の地震と津波を体験した子ども、大切な人を亡くした子ども
参加費 無料

なにをするところ?
地震と津波にあった子どもたちが集まって、楽しくあそび、話ができます。

なにをしてあそぶの?
ハワイのアクセサリーをつくったり、工作をしたり、ピアノやウクレレをひいたり。
そのほかにも、集まった子どもたちと好きなあそびがいろいろできます。

なんで「津波を体験した子ども」で集まるの?
地震や津波など同じような体験をした子ども同士が集まることで、地震や津波のことを安心して話すことができます。

どんな大人がいるの?
みんなが安心してあそび、話ができるように、サポートする大人がいます。

みんなと話したい!でも、答えたくないこともあるけれど、どうしよう?
ここでは、みんなが安全に過ごすために少しだけルールがあります。
その中に「言いたくないことは言わなくてもいい」などがあります。安心して参加してください。

保護者のみなさんへ

津波や地震で心にたいへんな経験をした子どもたちの心の衝撃は、周囲からは見えにくく、本人でさえ気付かず一人で抱えていることが少なくありません。周囲の人が気づいても、どうしてよいのか分からないこともあるでしょう。また、親しい人を亡くした子どもたちにはなおさらです。
こうした子どもたちには、遊びや会話を通して、時間をかけて自分自身の気持ちを解きほぐしていく癒し(グリーフケア)が必要です。「あそびのいえ」は、このグリーフケアの場です。
プログラムは、米国や日本の子どものグリーフケアに大きな影響を与えている米国ハワイ州のキッズ・ハート・トゥー・ハワイのシンシア・ホワイトさんの指導のもとに行う安全なものです。また、治療を目的とするカウンセリングとは異なるものです。
近年、近親者を亡くすなど、喪失を体験した大人へのグリーフケアは各地で始まっていますが、子どもへの取り組みは、まだ広まっていません。
私たちは、子どもたちが安心と希望を持って暮らすために、地域のみなさんと一緒に子どもたちの癒し(グリーフケア)に取り組んでいきたいと考えています。

「あそびのいえ」開催中、保護者のみなさんには、美味しいコーヒーなどを飲みながらの茶話会がありますので、ご参加ください。
子どもが安心して参加できるよう、茶話会に参加されない保護者のみなさんには、連絡が取れる状態で、付近でお待ちいただけますようお願いします。

キッズ・ハート・トゥー・ハワイ(Kids Hurt Too Hawaii)

「Kids Hurt Too」は 「子どもの心も傷ついている」の意味。見過ごされてしまうことの多い、死別や離婚、虐待などで身近な人と離ればなれになった子どものグリーフやトラウマのケア(癒し)を重視して実践するハワイ州ホノルル市が拠点のNPO。ハワイで実施する支援者養成プログラムには、各国から参加がある。グリーフケアの指導者を養成する取り組みを日本でも行っている。

「あそびのいえ」を開始

岩手県陸前高田市米崎町の朝日のあたる家で、6月23日、地震と津波を体験した子どもと大切な人を亡くした子どものためのグリーフケアプログラム「 あそびのいえ」(当事業団、福祉フォーラム・東北主催、Kids Hurt Too Hawaii協力)を行いました。
詳しくはこちらをご覧ください。

交通アクセス

朝日のあたる家 ※駐車場有
岩手県交通一ノ関大船渡線「松峰」下車すぐ、イオンスーパーセンター国道45線挟んで向かい側、焼き肉「のろし」裏側

お申し込み方法

参加希望の方の(1)名前(ふりがな、保護者名も)(2)〒・ご住所 (3)電話番号 (4)FAX(5)生年月日・学年を明記の上、EメールかFAXでお申し込みください。

お申し込み・お問い合わせ

朝日のあたる家「あそびのいえ」係
〒029-2206 陸前高田市米崎町字松峰48-1
Tel:0192-47-4750 Fax:0192-47-4751
Email:fukushitouhoku@gmail.com
朝日のあたる家HP:http://asahinoataruie.org/

主催
福祉フォーラム・東北、朝日新聞厚生文化事業団
後援
陸前高田市教育委員会
協力
Kids Hurt Too Hawaii