~支え合う安心社会の実現に向けて~
朝日新聞厚生文化事業団は「福祉を支える地域づくり」「福祉を担う人づくり」「支援の輪づくり」を軸に社会福祉事業に取り組んでいます。

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これまでの活動

子どもの立場の「家族による家族学習会」を開催しました

朝日新聞厚生文化事業団では、精神障害のある人やその子どもたちが安心して暮らせる地域社会を目指し、2018年1月に発足した、精神疾患の親をもつ子どもの会「こどもぴあ」とともに活動をしています。

精神疾患をもつ親に育てられた子どもの立場の人が集まり、1回3時間、全5回を通して、精神疾患や各年齢期での体験の例などが記載されているテキストにそって自身の体験を振り返り、参加者同士語り合う「家族による家族学習会」を、5月~7月と10月~22年1月の2回、開催しました。
オンラインでの開催は初めてでしたが、関東だけでなく、岡山や沖縄などからの参加もありました。

5月15日、23日、6月6日、13日、7月4日に開催した第1回Zoom学習会には、7人が参加。話の進行役は、研修を終えたこどもぴあメンバーが担います。

第2回Zoom学習会は、10月24日、11月21日、28日、12月19日、22年1月13日の5日間で開催。この回には、8人が参加しました。

参加者からは、「過去ばかり見ていた自分だけど、未来もあることに気が付いた」「両親の人生も振り返り、尊敬する部分を多く見つけられた」「自分自身と向き合うことができた。その時に仲間がいてくれたことが心強かった」などの声が寄せられました。

学習会の様子

学習会に参加してくださった皆さんは、終了後も、こどもぴあの運営にかかわる仲間として、つながっています。