~支え合う安心社会の実現に向けて~
朝日新聞厚生文化事業団は「福祉を支える地域づくり」「福祉を担う人づくり」「支援の輪づくり」を軸に社会福祉事業に取り組んでいます。

朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 「社会的養護で暮らす中高生へ。先輩学生からのメッセージ」夢・進学 応援セミナーを開催しました。

これまでの活動

「社会的養護で暮らす中高生へ。先輩学生からのメッセージ」夢・進学 応援セミナーを開催しました。

〜応援生からのmessage〜

社会的養護で暮らす子どもたちへ。
金銭面だけで夢や進学をあきらめないで。
このセミナーが、何かを目指すきっかけになってほしいです。

未来のために、早い段階から情報収集をしてください。

誰かのせいにすることなく、自分で決めること。
自分から行動すること、努力すること。自分の人生だから。
難しくて大変だけど、自分の足で一歩、進んでほしい。
踏み出せば、引き上げてくれる人はいます。
応援してくれる人はいます。

職員さんや里親さんへ。
子どもたちは反抗してくることもあるし、大変なこともあると思います。
でも、私たちは本当に感謝しているし、尊敬もしています。
子どもたちが夢や進学をあきらめずに進んでいけるよう、一緒にサポートをよろしくお願いします。

私たちもみんなの夢を応援しています。

2021年9月5日 「夢・進学 応援セミナー」での応援生の語り

イラスト:かずま

2021年9月5日、社会的養護で暮らす中高生のための「夢・進学 応援セミナー」をオンラインにて開催しました。事業団の「児童養護施設・里親家庭等進学応援金」を受けている学生たち(「応援生」と呼んでいます)が中心となって企画・運営し、児童養護施設などで暮らす中高生、里親・施設関係者など約100名が参加。講師の方々とともに、自らの経験に基づく、応援生ならではの真摯なメッセージを届けました。

セミナーは、NPO法人なごやかサポートみらい理事長の蛯沢光さんの講演「社会的養護から進学するということ〜私の体験〜」から始まり、続いて、同法人の水野梨沙さんからの奨学金情報、午後からは4つの分科会が行われました。

このHPでは、講師の話や参加者からの質問などへの応援生の回答をご紹介します。中高生や養育にかかわる方々にご覧いただければと願っています。また、社会的養護に関心のあるみなさんにも、お読みいただければ幸いです。

※このセミナーの様子は、9月20日の朝日新聞朝刊で紹介された他、福祉新聞にも掲載されました。
朝日新聞掲載紙