~支え合う安心社会の実現に向けて~
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事業のご報告

「朝日こどもの未来 中四国ブロック大会」を開催しました

12月1日(日)、広島県尾道市にて「朝日こどもの未来 中四国ブロック大会 ~こどもたちの希望をつなぐ 新しい支え合いの形をめざして~」を開催しました。中国四国の各県から、居場所づくりなどをしている民間団体や、行政や社会福祉協議会の職員など、多様な立場から子どもや子育て家庭の支援に取り組んでいる約70人が集いました。

基調講演は、湯浅誠さん(社会活動家・東京大学特任教授)による「誰も取りこぼさない社会をつくる」。まず、湯浅さんは、黄信号、赤信号などに例えながら、7人に1人と言われている子どもの貧困問題について説明。行政の支援区分からこぼれ落ちてしまう子どもたちの存在についても言及しながら、周囲の目を気にせず、誰もが安心して参加できる居場所が必要とされている状況について解説しました。地域内のさまざまなセクターが、目線を合わせながら互いにできることを持ち寄っていくことが、誰もとりこぼさない社会につながると話しました。

そのあと三つの分科会に分かれ、各県の取り組みや課題を共有し、意見交換の時間を設けました。

分科会①
「寄付月間!協力や支援の輪を広げるために」
児玉頼幸さん(山口せわやきネットワーク こども明日花プロジェクト代表)
三島理恵さん(日本ファンドレイジング協会CSR/NPOコンサルタント)
分科会②
「地域ネットワーク~それぞれの今とこれからの課題~」
直島克樹さん(川崎医療福祉大学 医療福祉学部 医療福祉学科 講師)
福安潤一さん(とっとり子どもの居場所ネットワーク"えんたく")
乃万由佳さん(香川県社会福祉協議会)
分科会③
「子どもの居場所を支える、自治体関係者トーク」
越智誠輝さん(広島こども食堂支援センター代表)
金近和博さん(周南市次世代支援課次世代支援担当係長)
西永加奈さん(尾道市子育て支援課)

最後のプログラムでは、早瀬昇さん(特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会副代表理事)が「"参加の力"が創る共生社会」というテーマで講演。ボランティアや支援者などの関係者へ、「参加」という課題解決に取り組む機会を提供することで、当事者意識を抱く人々の輪を広げることができると説明。参加の力を活かすことで、人的・財政的基盤を固め、「誰もが助けられ合える社会づくり」の実践を呼びかけました。

すべてのプログラムを終えた後、一日を通して得た気づきや、今後の事業展開などについて参加者同士が意見を出し合い、講師の湯浅さんと早瀬さんにそれぞれコメントをいただきながらクロージングとなりました。参加された方からは、「各地域・立場での意見交換ができ今後の展開のイメージが持てました(NPO団体)」「行政、民間、それぞれの強みと弱みを補い合い、地域としてよりよい体制づくりをしたいです(公務員)」といった感想が寄せられました。それぞれの思いや行動が連動し、子どもの幸せを願う活動を前に進める力になれたら幸いです。

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