~共に生きる豊かな福祉社会のために~
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事業のご報告

「朝日こどもの未来 北陸ブロック大会」を開催しました

9月29日(日)、富山県富山市にて「朝日こどもの未来 北陸ブロック大会 ~こどもたちの希望をつなぐ 新しい支え合いの形をめざして~」を開催しました。新潟、富山、石川、福井の四県を対象に、居場所づくりなどをしている民間団体や、社会的養護で育つ子ども・若者を支える団体、行政や社会福祉協議会の職員など、多様な立場から子どもや子育て家庭の支援に取り組んでいる約45人が集いました。

基調講演は、湯浅誠さん(社会活動家・東京大学特任教授)による「誰も取りこぼさない社会をつくる」。まず、湯浅さんは、黄信号、赤信号などに例えながら、7人に1人と言われている子どもの貧困問題について説明。周囲の目を気にせず、誰もが安心して参加できる居場所が必要とされている状況について解説しました。子どもや家庭の困りごとへの「気づき」を、専門機関や制度へ「つなぐ」流れをつくるなどし、地域内のさまざまなセクターが、目線を合わせながら互いにできることを持ち寄っていくことが、誰もとりこぼさない社会につながると話しました。

そのあと、実行委員企画「アフタヌーン・セッション」を開催。湯浅さんの講演を受け、「誰もとりこぼさない地域をつくるには」というメインテーマのもと、四つのテーブルに分かれ、意見交換を行いました。各県の実行委員がテーブルの進行役を務め、参加者からは「どの機関がどういったことに困っているのか、リアルな声が聞けた」「他県の状況が参考になった」などの感想が寄せられました。

最後のプログラムでは、早瀬昇さん(特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会副代表理事)が「"参加の力"が創る共生社会」というテーマで講演。ボランティアや支援者などの関係者へ、「参加」という課題解決に取り組む機会を提供することで、当事者意識を抱く人々の輪を広げることができると説明。参加の力を活かすことで、人的・財政的基盤を固め、「誰もが助けられ合える社会づくり」の実践を呼びかけました。

すべてのプログラムを終えた後、一日を通しての気づきや学び、今後の事業展開などについて参加者同士が意見を出し合い、講師の湯浅さんと早瀬さんにそれぞれコメントをいただきながらクロージングとなりました。

今回、企画運営にご協力いただいた実行委員の皆さん、本当にありがとうございました。
それぞれの思いや行動が連動し、子どもの幸せを願う活動を前に進める力になれたら幸いです。

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