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これまでの活動

ブラインドサッカーの日本選手権へ児童養護施設の児童を招待

全国に22チームあるブラインドサッカーの日本一を決定する日本選手権(7月7日、東京都調布市・アミノバイタルフィールド)の決勝戦へ児童養護施設・至誠学園(東京都立川市)の児童とスタッフを招待しました。

決勝戦に進んだのはfree bird mejirodai(フリー バード メジロダイ)と埼玉T.WINGS(ティー・ウイングス)。free bird mejirodaiは筑波大学附属視覚特別支援学校(東京都)に在学する高校生らを中心とした若いチームで、対する埼玉T.WINGSは女性も活躍し、地域でブラインドサッカー普及に熱心に取り組むチームです。

朝から冷たい雨が続くなか、先制点はfree bird mejirodaiがあげましたが、その後は埼玉T.WINGSが前半に2点、後半にさらに5点をあげ、1対7で埼玉T.WINGSが勝利しました。同チームには至誠学園で行ったブラインドサッカー体験会に講師としていらしていただいた辻一幸選手が所属していたため児童らも大喜び。「必ず決勝戦まで進みます」という児童との約束を果たし、優勝という大きなプレゼントももらいました。

大会翌日、辻選手から「昨日は雨で寒い中応援に来てくださりありがとうございました。皆さんの応援がありましたので優勝が出来たと思います。点は決めることは出来ませんでしたが頑張っている姿で子どもたちに何か伝わっていてくれたらうれしいです。皆さんが風邪などを引きませんように。応援ありがとうございました」とメッセージが届きました。

至誠学園からのお礼状(中学生より)
至誠学園からのお礼状(スタッフより)

この事業は児童養護施設で生活する児童に、2020年に開かれる東京パラリンピックに親しんでもらおうと昨年度からはじめたプログラムです。