最新のお知らせ
講演会「精神障害のある人へのアウトリーチによる支援の実際と課題」
~地域での暮らしを豊かにするために~ ※締切終了
※定員に達したため、お申し込みは締め切りました。
精神障害のある人が「入院」という形だけに頼らず、地域で生活するためには環境やサポート体制をしっかりと整えることが大切です。メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ院長で、精神科アウトリーチ医療のパイオニアである伊藤順一郎さんのお話しと、ACT(包括型地域生活支援プログラム)や訪問看護などの実践報告から、精神障害のある人が地域生活を送るために地域には何が必要か、周りの人はどのように支えていけるか、考えます。
訪問での支援の意義や現状、今後の可能性について、また家族やピアスタッフが果たす役割について、講演とシンポジウムの二部構成でうかがいます。地域づくりに関心のある人、専門職、家族、どなたでもご参加いただけます。
と き | 2019年 1月12日(土) 13:00~16:00 |
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ところ | 朝日新聞東京本社 読者ホール 交通アクセス (東京都中央区築地5-3-2) |
講 師 | 伊藤 順一郎 さん(メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ院長) 岡﨑 公彦 さん(岡﨑クリニック院長) 増子 徳幸 さん(一般社団法人てとてリンクよこはま訪問看護ステーショ副管理責任者) 大喜田 聡 さん(医療法人社団宙麦会相談支援事業所PHARE相談支援専門員) 佐藤 美樹子 さん(さいたま市精神障がい者もくせい家族会副会長) |
参加費 | 1,000円 |
定 員 | 100人 |
プログラム
13:00~14:10 | 講演「精神障害のある人へのアウトリーチによる支援~実践の中で見えてきたこと」 伊藤 順一郎 さん |
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14:10~14:20 | 休憩 |
14:20~16:00 | シンポジウム「地域での暮らしを豊かにするために」 ・「ACTがもたらす変化」岡﨑 公彦 さん ・「訪問看護で支える地域生活」増子 徳幸 さん ・「ピアスタッフに期待されていること」大喜田 聡 さん ・「地域での挑戦」佐藤 美樹子 さん ・コーディネーター 伊藤 順一郎 さん |
講師プロフィール
- 伊藤 順一郎 さん
精神科医
メンタルヘルス診療所 しっぽふぁーれ院長 - 千葉大学医学部卒。旭中央病院精神科、千葉大学医学部精神科、国立精神・神経センター(現国立精神・神経医療研究センター)精神保健研究所社会復帰研究部部長を経て、現職。2003年に研究事業としてACT‐Jを立ち上げ、現在はNPO法人リカバリーサポートセンターACTIPSの理事として、活動を支える。そのほか、ACT全国ネットワーク代表幹事や、当事者の視点を活動の中心に据える認定NPO法人地域精神保健福祉機構(通称・コンボ"COMHBO")の共同代表理事なども務めている。『精神科病院を出て、町へ―ACTがつくる地域精神医療 』(岩波書店)、『病棟に頼らない地域精神医療論―精神障害者の生きる力をサポートする 』(金剛出版) 監修など著書多数。
- 岡﨑 公彦 さん
精神科医
岡﨑クリニック院長、ACT-ONE - 東邦大学医学部卒業。慶応大学医学部精神神経科学教室、川崎市立川崎病院、東京武蔵野病院等を経て2012年4月、在宅支援を主体とした精神科クリニックとして岡﨑クリニックを開院。ACTをモデルとした多職種アウトリーチチーム「ACT-ONE」のチームドクターとして訪問診療に従事している。
- 増子 徳幸 さん
看護師、保健師、精神保健福祉士
一般社団法人てとて 代表理事、リンクよこはま訪問看護ステーション副管理責任者 - 早稲田大学第二文学部卒業後、聖路加看護大学看護学部看護学科に入学。在学中から、医療法人社団碧水会長谷川病院アルコール依存症病棟で看護助手を務め、卒業後一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院に看護師として5年間勤務。その後、NPO法人リカバリーサポートセンターACTIPS訪問看護ステーションACT-Jで、訪問看護師として5年間勤務し、2015年4月、一般社団法人てとてリンクよこはま訪問看護ステーション管理責任者となる。18年10月より現職。
- 大喜田 聡 さん
介護福祉士、相談支援専門員 - 認知症グループホームでの傾聴ボランティアをしながら、ピアヘルパー研修を受講。その後、NPO法人の訪問介護事業所に勤務、サービス提供責任者、管理者を務める。株式会社の訪問介護事業所の立ち上げにも関わり、執行役員として勤務。サービス提供責任者、管理者を務め、現在に至る。千葉県精神障害者ピアサポート専門員養成研修、メリデン版訪問家族支援基礎研修を修了している。
- 佐藤 美樹子 さん
さいたま市精神障がい者もくせい家族会副会長 - さいたま市にACTを立ち上げる会議に主催者の一人として参加。家族が行う訪問型支援として「お茶飲み隊」を実施。家族に出来ることは何かを考え、家族会活動を行っている。埼玉県精神障害者家族会連合会事務局次長、さいたま市精神障害者家族会連絡会理事、さいたま市精神障がい者もくせい家族会副会長を務めている。
お申込み・お問い合わせ
※定員に達したため、お申し込みは締め切りました。
朝日新聞厚生文化事業団
「精神保健福祉講演会」係
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL:03-5540-7446 FAX:03-5565-1643
E-mail:outreach@asahi-welfare.or.jp
主催
朝日新聞厚生文化事業団
後援
地域精神保健福祉機構、全国精神保健福祉会連合会
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