~支え合う安心社会の実現に向けて~
朝日新聞厚生文化事業団は「福祉を支える地域づくり」「福祉を担う人づくり」「支援の輪づくり」を軸に社会福祉事業に取り組んでいます。

朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 高次脳機能障害講演会 医療と連携、リハビリから就労へ(大阪) ※終了しました

最新のお知らせ

高次脳機能障害講演会
医療と連携、リハビリから就労へ(大阪)
※終了しました

※終了しました

高次脳機能障害の人たちにとって、医療と福祉の連携は不可欠です。
高次脳機能障害の原因となる脳卒中になったり、交通事故などに遭ったりすると、多くの場合、救急病院に搬送され治療を受け、容体が安定したらリハビリ病院に転院し、退院後も日常の中でリハビリを続けることになります。さらに就労に向けた訓練と、途切れることのない支援が必要です。
地域の中で、医療と福祉がどのように連携し、リハビリから就労へつないでいくのかを探ります。

とき 2018年11月4日(日)午後1時~4時
ところ 大阪市西区土佐堀1-5-6
大阪YMCA会館・ホール 交通アクセス
参加費 1,000円(当日会場で)
定員 300人(先着順)

プログラム

13:00~14:00 基調講演「高次脳機能障害支援の国の動き、医療と連携」
深津 玲子さん
14:00~14:30 てい談「上を向いて歩こう」
白井伊三雄さん、妻・京子さん/橋本圭司さん
14:30~14:45 休憩
14:45~16:00 シンポジウム「医療と連携、リハビリから就労へ」
橋本 圭司さん(コーディネーター)/納谷 敦夫さん/野々垣 睦美さん/濱田 和秀さん/深津 玲子さん(オブザーバー)

講師・パネリストのプロフィール

深津 玲子(ふかつ れいこ)さん
国立障害者リハビリテーションセンター企画・情報部
高次脳機能障害情報・支援センター長
東北大学医学部を卒業後、同大神経内科入局。宮城病院神経内科部長等を経て2006年より国立障害者リハビリテーションセンター勤務。現在同センター学院長、高次脳機能障害情報・支援センター長。東北大学医学部高次脳機能障害科担当臨床教授。
橋本 圭司(はしもと けいじ)さん
はしもとクリニック経堂院長
1998年東京慈恵会医科大学卒業。東京都リハビリテーション病院、神奈川リハビリテーション病院、慈恵医大病院などで数多くの高次脳機能障害の治療を経験。2007年東京医科歯科大学准教授、09年国立成育医療研究センターリハビリ科医長、16年はしもとクリニック経堂院長、17年千葉大学客員教授。
白井 伊三雄(しらい いさお)さん
高次脳機能障害当事者
1956年、大阪府大東市生まれ。2007年脳動静脈塞栓症で、仕事中に倒れる。一命はとりとめたものの、記憶力が損なわれる重度の高次脳機能障害を負う。リハビリのため転院を繰り返すなか、11年7月、自力で歩き、簡単な会話ができるまでに回復し、自宅に戻る。就寝中、突然目を覚まし寝室から出て行ったり、一日中大声を出したりと奇行が続くが、突然、口笛で「知床旅情」を吹き、家族を驚かせる。17年、大東市で開催された「口笛コンサート」に飛び入りで参加。それがきっかけで、白井さんのSをとった「プロジェクトS」が始動し、CDを制作、18年3月、コンサートも開催した。
納谷 敦夫(なや あつお)さん
なやクリニック高次脳機能障害担当医
1972年大阪大学医学部卒。大学での臨床研修後、民間病院などを経て78年エディンバラ大学医学部精神科で臨床研修を行う。80年府立中宮病院を経て、86年大阪府庁に入り、精神保健、医療、保健福祉などを担当。健康福祉部長時代に高次脳機能障害モデル事業を大阪府で実施。大阪府の総合病院にリハビリテーション部、障害者自立センターなどの創設に尽力。2007年より、大阪府堺市で、なやクリニック高次脳機能外来を開設。08年高次脳機能障害のグループリハビリテーションを開設。12年高次脳機能障害者のためのグループホーム創設に尽力。17年全国に先駆け高次脳機能障害者のための生活介護施設を創設。
野々垣 睦美(ののがき むつみ)さん
クラブハウスすてっぷなな統括所長
1996年国立療養所箱根病院附属リハビリテーション学院作業療法学科卒業。同年神奈川県総合リハビリテーションセンター入職。2004年神奈川県総合リハビリテーションセンター退職。同年4月クラブハウスすてっぷなな所長(現:特定非営利活動法人脳外傷友の会ナナ・クラブハウスすてっぷなな)。12年クラブハウスすてっぷなな統括所長。
濱田 和秀(はまだ かずひで)さん
特定非営利活動法人 クロスジョブ代表理事
1981年大阪府障害者福祉事業団 入職、知的障害児の入所施設での生活支援を皮きりに、成人施設での生活支援を経て、授産施設に異動、就労支援に携わる中、ジョブコーチ支援の啓発、確立に取り組む。「施設から地域へ」と障害福祉サービスの転換期に入って、地域移行支援、グループホームの開設に関わりながら、その後、事業団初の就労移行支援事業に取り組み、初めて高次脳機能障害のある方の就労支援に携わる。2010年事業団退職し、就労移行支援事業所のみを運営するNPO法人クロスジョブを設立。高次脳機能障害のある方の一般就労支援を本格的に開始。現在、全国7箇所で事業所を展開、全事業所で高次脳機能障害の方が利用され、これまで74人が利用され、46人が就職、現在も就業中の方は41人、定着率は、89%と高い。大阪では、高次脳機能障害のある方の就労支援勉強会の開催など、クロスジョブ各事業所が地域の高次脳機能障害者支援ネットワークづくりに参画している。

交通アクセス

大阪YMCA会館・ホール

  • 大阪メトロ四つ橋線「肥後橋」駅3号出口から徒歩5分
  • 大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅4号出口から徒歩12分
  • 京阪本線・中之島線「渡辺橋」駅7番出口から徒歩11分

※ホールには駐車場はありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。

お申し込み・お問い合わせ

※終了しました

〒530-8211
大阪市北区中之島2-3-18
朝日新聞厚生文化事業団「高次脳」係
TEL:06-6201-8008 FAX:06-6231-3004
E-mail:kojinou-o@asahi-welfare.or.jp

主催

社会福祉法人 朝日新聞厚生文化事業団

後援

NPO法人日本脳外傷友の会/頭部外傷や病気による後遺症をもつ若者と家族の会/NPO法人大阪脳損傷者サポートセンター/堺脳損傷協会/豊中脳損傷家族会「アンダンテ」/公益財団法人大同生命厚生事業団