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事業のご報告

第37回 認知症カフェあまなつ開催(南伊豆)

3月8日(木)、南伊豆町旧三浜小学校で「認知症カフェ『あまなつ』」を開催しました。

昼ごろから雨が降りはじめ、参加者が集まるか心配したものの、5人が来場。参加者2人が差し入れてくれた手作りのおやつを囲みながらの団欒となりました。

この日差し入れていただいたのは、ゆずのジャムをはさんだおまんじゅうと、ゆずの「珍味」。これは、何カ月もかけて乾燥させたゆずに味噌やナッツ、ごまを詰め、それをもう一度天日に干したもので、薄くスライスしていただきました。ねっとりとしたゆずの食感に、ナッツの歯ごたえが楽しく、飲み込んだ後もゆずのさわやかな香りが鼻に残ります。料理上手の多い参加者にとっても初めての味覚だったのか、作り方を聞いては感心し、また、完成までに何カ月も要するときいては感心するといった様子でした。

お孫さんの大学受験や、自分の老いを実感した話、この日は顔を出さなかった「あまなつ」おなじみメンバーを案ずる声など、話題は尽きませんでしたが、お開きの時間に。参加者は次回の開催を楽しみに会場を後にしました。

「認知症カフェ『あまなつ』」は、認知症になっても住み慣れた家やまちで暮らすため、認知症の人やその家族、認知症のことが気になる地域の人、ボランティア、そして医療やケアの専門職、行政担当などの人たちが集まって気軽に話ができるような場所づくりを目指して、NPO法人風楽(ふうら)とともに2015年2月に開設しました。

朝日新聞厚生文化事業団は開設以来「あまなつ」を支援し、スタッフもほぼ毎回、集まりに参加してきました。開設3年の節目となる今回を以て継続的な形での支援を終了します。

「あまなつ」は今後も、NPO法人風楽(ふうら)が開催を続け、町役場そばでの出張カフェも予定しています。参加者の希望に寄り添い、認知症になっても安心して暮らし続けられる町づくりを目指す「あまなつ」が今後も長く続くよう応援しています。

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