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事業のご報告

高齢ドライバーについて考える講演会(大阪)

高齢ドライバーが関係する事故や違反が、連日ニュースで報道されているなか、高齢者の運転能力と認知症に対する正しい理解を深める講演会「高齢ドライバーについて考える講演会 運転、大丈夫ですか?」を7月8日に大阪のコングレコンベンションセンターで開催しました。

高齢ドライバーの問題は加齢に伴う身体能力の衰えが主な原因ですが、認知症に起因するものが相当数あると思われています。いつまでも安心、安全な運転を続けるためには何に気をつければいいのか。認知症の全体像を正しく理解して、高齢者の車の運転について専門家と考える講演会で、地域包括支援センターや市町村の社会福祉協議会などの専門職の方々や、高速道路の関係者や自動車ディーラーの方々など、約180人が集まりました。

講師は週刊朝日に連載中の、若い介護士の奮闘を描いた人気漫画「ヘルプマン!!」の作者のくさか里樹さん。取材を通じて出会った高齢者と運転や、過疎地で高齢者の移動を支える新しい仕組みについて話しました。認知症予防の第一人者としてテレビなどのメディアにもたびたび登場されている鳥取大医学部教授の浦上克哉さんは、認知症の正しい理解と運転について話しました。高齢者安全運転支援研究会の中村拓司さんは、改正道路交通法の内容や、いつまでも安全に運転を続けるためにはどうすればいいのかを話しました。また参加者には講演会前に「「転時認知障害早期発見チェックリスト30」を実施してもらい、講演会の中で中村さんがリストについて解説。運転能力の低下が、実際に身体能力にどのように現れていくかを話しました。

講演会の最後には、参加者から事前に寄せてもらった質問に講師の浦上さん、中村さんが答える質疑応答コーナーを設けました。進行役は朝日新聞東京本社文化くらし報道部の記者で、認知症の取材を長年続けている友野賀世さん。友野さんは今年3月に海外の高齢ドライバーの事情を取材するため、オーストラリアを訪問したところでした。

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