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事業のご報告

第49期「聖明・朝日盲大学生奨学金」3人に貸与

視覚障害のある大学生を支援する「聖明・朝日盲大学生奨学金」(聖明福祉協会、朝日新聞厚生文化事業団主催)の貸与式が7月1日、東京都内のホテル「グランドヒル市ヶ谷」で行われました。

第49期奨学生に選ばれたのは、執印優莉亜さん(文京学院大学)、芦久保慧哉さん(立正大学)、前田咲綺さん(東洋大学)の3人です。

毎月4万円が貸与されるこの奨学金は、視覚障害の学生を対象として1969年に日本で初めて設けられ、今年度で貸与者の総数は210人になりました。

貸与式では、聖明福祉協会の本間昭雄理事長が「全国からの多くの方の善意によってこの奨学金が成り立っている。奨学生に選ばれたみなさんには、各方面で活躍する先輩方の姿を見ながら、夢と希望を持ち頑張ってほしい」と励ましました。朝日新聞厚生文化事業団の是永一好事務局長が審査結果を報告した後、厚生労働省の吉田正則自立支援振興室長が「しっかり勉学に励み、自分の掲げた目標を実現してほしい」とエールを送りました。

前列:左から執印優莉亜さんのお母さん(代理出席)、前田咲綺さん、聖明福祉協会の本間昭雄理事長、芦久保慧哉さん、厚生労働省の吉田正則自立支援振興室長
後列:あけの星会の根道温子会長、日本盲人会連合の竹下義樹会長、当事業団の是永一好事務局長、視覚障害者支援総合センターの高橋實前理事長

新奨学生の紹介

執印 優莉亜さん(文京学院大学)

将来は、病気と闘う子どもたちをサポートしていきたいという夢があり、大学では、児童発達学科で子どもの発達や心理について学んでいます。卒業後はアメリカの大学院に進み、日本ではまだ数少ない「チャイルドライフスペシャリスト」という資格を取得し、子どもたちの気持ちに寄り添えるよう学びを深めたいと考えています。

芦久保 慧哉さん(立正大学)

高校生の時の先生との出会いにより、将来は特別支援学校の先生になることを目指しています。現在は社会福祉学科に在籍し、特に障害者福祉分野について勉強をしています。授業以外でも、手話サークルや、知的障害のある方へのボランティア活動に参加し、たくさんの人との出会いの中で、日々新しい気づきを得ています。

前田 咲綺さん(東洋大学)

社会学科で、「都市や地域における障害者の防災対策のあるべき姿」について研究をしています。また、研究だけではなく、大学のオープンキャンパスや大学祭等の場で、障害のある来場者への対応や相談、交渉などを行ってきました。こうした経験を生かし、将来的には健常者と障害者が同じ社会の中で同じように労働できる環境作りに貢献したいです。

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