~支え合う安心社会の実現に向けて~
朝日新聞厚生文化事業団は「福祉を支える地域づくり」「福祉を担う人づくり」「支援の輪づくり」を軸に社会福祉事業に取り組んでいます。

朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 2017年度 朝日夏季保育大学(2017年7月21日(金)~22日(土))(※終了しました)

最新のお知らせ

2017年度 朝日夏季保育大学(2017年7月21日(金)~22日(土))(※終了しました)

※ 終了しました。

保育従事者の技術と教養の向上のために始まった「朝日夏季保育大学」。今年で64回目を迎えました。

保育士、幼稚園教諭、子育て支援関係者、親など乳幼児とかかわる人、どなたでもご参加いただけます。一般参加も歓迎しています。

今年の講座では、「子どもの自己肯定感」を大きなテーマに置き、変わらずに大切にしたい視点を確認しながら、今の保育に求められていることを考えるほか、「詩」や「絵本」「工作」など盛りだくさんの内容を予定しています。また、10年ぶりに改定された「保育所保育指針」をどう受けとめ、どのように実践していくのか、現場での迷いや疑問を共有し、明日の保育につなげていくためのグループワークの時間もあります。

乳幼児の健やかな育ちを願う皆さんと一緒に、子どもの周りに起こっている様々な問題に向き合い、子どもとのかかわりについて考えていければと思います。

とき 2017年7月21日(金)、22日(土)
ところ 諏訪市文化センター(長野県諏訪市湖岸通り5-12-18)
受講料 6,000 円(2日間)、学生3,000 円
対象 保育士、幼稚園教諭、子育て支援関係者、親など乳幼児と関わる人
一般参加も歓迎します
定員 600 人
締切 定員になり次第締め切ります
お弁当 会場で販売します(1,000円・税込み・お茶付き)。ご希望の方は事前にご予約ください。販売整理券をお送りします。※販売整理券をお持ちでない方はご購入いただけません。

受講料は主催者の都合で中止する場合以外は払い戻ししません。

プログラム

7月21日(金)

10:10~10:30 開校式
10:30~12:00 「ことばはからだぐるみ」
谷川 俊太郎/詩人
覚 和歌子/詩人、シンガーソングライター
  昼食休憩
13:00~14:30 「子どもの心を育てる保育」~保育のエピソードを通して考える~
鯨岡 峻/京都大学名誉教授
14:45~16:45 ワークショップ
「子どもとともにある保育」~新指針、新要領を受け止めて~
コーディネーター:汐見 稔幸/白梅学園大学学長、東京大学名誉教授

7月22日(土)

9:00~10:30 「子どもたちが安心して暮らすために」~発達の気になる子どもの理解と支援~
幸田 栄/川崎西部地域療育センター通園課園長、臨床心理士
10:45~12:15 「保育でしあわせになる」~こんな時代に求められる保育と福祉~
平松 知子/名古屋市熱田福祉会 けやきの木保育園園長
  昼食休憩
13:00~15:00 【子どもに学ぶ保育講座】
「子どもたちに伝えたいこと」
田島 征三/絵本作家、アーティスト
15:15~16:45 「子どもの貧困問題と私たちにできること」
湯浅 誠/法政大学教授、社会活動家

プログラムは都合により変更することがあります。

講演内容と講師(予定)

「ことばはからだぐるみ」

谷川 俊太郎/詩人、覚 和歌子/詩人、シンガーソングライター
頭でとらえる「ことば」ではなく、身体の内側に耳を澄まし、身体と重なって意味をもつ「ことば」。谷川さんと覚さんの対詩ライブやお二人のメッセージから、「ことば」のおもしろさや「ことば」を紡いで思いを表現していくことを体感できる講座です。子どもが豊かな感性や表現する力を養い、創造力を豊かにするためのヒントがつまったステージです。

「子どもの心を育てる保育」
~保育のエピソードを通して考える~

鯨岡 峻/京都大学名誉教授
保育において重要な、心を育てる営み、心と心を繋ぐ営み。このような目には見えない心と心の触れ合いを、保育現場の「エピソード」を通して見ていきます。子どもを育てる営みの基本に立ち返りながら、子どもの自己肯定感を育てることや、子どもの心に寄り添うことに注目し、いま保育において大切にしたい「子どもの心の育ち」について考え、「子どもの最善の利益」を探ります。

【ワークショップ】
「子どもとともにある保育」
~新指針、新要領を受け止めて~

コーディネーター
汐見 稔幸/白梅学園大学学長、東京大学名誉教授
10年ぶりに改定が行われた「保育所保育指針」。2018年度の施行に向け、周知期間となっている今、新指針、新要領をどのように受け止めるのか、迷いや疑問を抱えていませんか?
このワークショップでは、少人数に分かれて現場での迷いや思いを共有するグループワークを行います。違う環境で子どもとかかわっている人とだからこそ話せる本音を、コーディネーターの汐見さんに拾い集めていただきながら、これからも大切にしたいことを確認し、これからの保育を考えます。

「子どもたちが安心して暮らすために」
~発達の気になる子どもの理解と支援~

幸田 栄/川崎西部地域療育センター通園課園長、臨床心理士
自閉症などの発達障害の子どもを正しく理解し、どのように支援していくのかを具体的に学ぶための講座です。
発達障害の子どもは、情報処理のやり方が違うと言われています。子ども達が安心して生活できるためには、わかりやすい環境設定をしたり、指示の伝え方にも工夫が必要です。子ども達が何に困っていて、どういう支援が有効なのかを例を交えながら考えます。

「保育でしあわせになる」
~こんな時代に求められる保育と福祉~

平松 知子/名古屋市熱田福祉会 けやきの木保育園園長
格差や貧困などで、自分らしく生きるのが難しい現代社会にあって、保育の意義はますます重要です。「子どもの本当の気持ちにたどりつく保育」を実践で読み解き、子どもの「大切にされるという経験」をどのようにつくっていけるのか、時代に求められる保育の役割について考えます。

【子どもに学ぶ保育講座】
「子どもたちに伝えたいこと」

田島 征三/絵本作家、アーティスト
子どもとのかかわりを実践から学ぶ新たなスタイルの講座です。田島さんには、事前に保育園を訪問していただき、そこで子どもたちと一緒に木の実を使ったワークショップを開催していただきます。その様子を撮影し、保育大学当日に上映します。保育園での実際の様子と会場で聞く田島さんのメッセージや絵本の朗読を通し、大切なことを子どもにどのように伝えていくのか、子どもの感性や創造性をどう育んでいくのかなどを学ぶ実践的な内容です。絵本にこめた思いなどもお話しいただきます。

「子どもの貧困問題と私たちにできること」

湯浅 誠/法政大学教授、社会活動家
わが国の子どもの6人に1人が貧困状態にあると言われ、先進国の中でも最悪の水準です。この貧困に関する現状と、貧困が子どもの育ちやわが国の未来にどのような影響を与えるかを、湯浅さんにお話いただき、私たちにできることを考えます。

プログラムは都合により変更することがあります

ご宿泊について

参加者用のご宿泊施設を、近畿日本ツーリストで用意しております。
ご希望の方は、下記より宿泊申込書をダウンロードのうえ、FAXにて近畿日本ツーリストへお申し込みください。
都合上、ダウンロードができない方は、お電話にて下記係へお問い合わせください(7月14日締め切り)。
近畿日本ツーリスト(株)ECC営業本部第7営業支店「保育大学係」担当:溝口、飯海
TEL:03-6891-9307 FAX:03-6891-9407

料金目安

シングル 9,000 円(朝食付き)
ツイン 8,000 円(朝食付き/ 2 名1 室利用)

お申し込み方法

所定の申込用紙に必要事項をご記入の上、FAX、Eメールまたは郵送でお送りください。下記フォームからも申し込めます。

※ 終了しました。

お申し込み・問い合わせ

朝日新聞厚生文化事業団「保育大学」係
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL:03-5540-7446 FAX:03-5565-1643
Eメールsummercollege@asahi-welfare.or.jp

主催:朝日新聞厚生文化事業団
共催:諏訪市
後援:長野県・全国社会福祉協議会、長野県社会福祉協議会、長野朝日放送
協賛:大同生命厚生事業団