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事業のご報告

川畠成道さん、惠村友美子さんによる「被災地ビジット」(山形県、福島県、宮城県)

東日本大震災の被災者に楽しいひとときを届ける朝日新聞厚生文化事業団の「被災地ビジット」。10月27~29日に、バイオリニストの川畠成道さんとピアニストの惠村友美子さんが、山形県、福島県、宮城県の3県を訪問し、救護施設や特別養護老人ホーム、中学校など計6か所でミニリサイタルを開きました。

27日は山形県山形市の特別養護老人ホーム「なごみの里」を訪問。入所者ら約120人を前に川畠さんは「今日をきっかけにクラシック音楽を好きになっていただければ嬉しい」と話し、「美しきロスマリン」や「ユモレスク」といったクラシックや映画音楽を11曲披露しました。

福島県を訪れた28日は、原発事故の影響で浪江町から西郷村に避難している救護施設「浪江ひまわり荘」を訪問。利用者ら約80人の前で「朝の歌」や「ムーンリバー」など10曲を披露しました。同施設の利用者や職員は原発事故の影響でいまだに故郷へ戻れず、現在も西郷村の仮設施設で生活をしています。志賀周平さん(70)は「バイオリンとピアノの優しく響く音色で、4年半の避難生活の苦難も癒やされました」と美しい音色に感動していました。その後、相馬市の特別養護老人ホーム「相馬ホーム」を訪問しました。

29日は宮城県の岩沼市と名取市の中学校、障害者地域活動支援センター、老人ホームを訪問。岩沼市の玉浦中学校では生徒ら約170人を前に7曲を披露しました。生徒を代表して2年生の加茂大雅さんが「困難にぶつかった時は、川畠さんのように自分の希望を見つけて頑張りたい」と感想を述べた後、全校生徒の皆さんから合唱「Tomorrow」の贈り物をいただきました。

名取市の宮城福祉会では、養護老人ホーム「松寿園」や視覚障害老人ホーム「松風荘」などの利用者や近くの仮設住宅で生活をしている住民など、約75人が集まりました。映画音楽の「スマイル」やクラシック音楽「チャルダッシュ」など計12曲を披露。視覚障害老人ホーム「松風荘」で暮らす井上順勝さん(80)は「ありあまる満足感を与えていただきありがとうございました。これに感動しなきゃ何に感動するの」と感想を述べ、演奏後も興奮がおさまらない様子でした。

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