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第65回「藝大メサイア」、聖夜に響くハレルヤコーラス

チャリティーコンサート第65回「藝大メサイア」(朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催、東京藝術大学協力、JR東日本特別協賛)がクリスマス・イブの12月24日(木)、東京・上野の東京文化会館大ホールで開かれました。山下一史さんの指揮で、藝大フィルハーモニアと東京藝術大学音楽学部声楽科の学生ら約200人がヘンデルの「メサイア」を披露。荘重な「ハレルヤ」コーラスで約2000人を超える聴衆を魅了しました。

このコンサートは、1951年(昭和26年)の第1回より同大学同学部の教員、学生が出演する年末恒例のチャリティーコンサートとして人気が高く、今回が65回目。学内オーディションで選考されるソリストは、その後も日本の音楽界をリードする方たちばかりです。
今年のソリストは、いずれも大学院生の竹田舞音さん(ソプラノ)、小野綾香さん(アルト)、澤原行正さん(テノール)、青木海斗さん(バス)のみなさんが務めました。
来場者の間では長年「藝大メサイア」の愛称で親しまれ、リピーターも多く訪れますが、中には第1回から毎年来場し、ソリストの卒業後の成長を楽しみにされている方もいらっしゃいます。

今年はクリスマス・イブの公演ということで終演後、来場者の皆さんに、声楽科の学生からサプライズでアカペラの「きよしこの夜」がプレゼントされました。思いがけないプレゼントに会場はいつまでもスタンディングオベーションが続きました。


藝大フィルハーモニアの演奏に合わせて、メサイアを合唱する東京藝術大学音楽学部声楽科の学生ら=2015年12月24日、東京文化会館大ホール

同演奏会の収益は朝日新聞厚生文化事業団が行う社会福祉事業に充てられます。

※「メサイア」は、キリストの生涯と復活、栄光を題材にしたオラトリオ(聖譚曲)で、「社会福祉の目的以外に演奏を認めない」という作曲者ヘンデルの遺志をくみ、現在も世界中の多くのチャリティーコンサートで演奏されています。