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これまでの活動

第3回 子どもグリーフサポートトレーナー養成研修を開催

東日本大震災などの災害や事故、自死、病気、離婚などで大切な人と死別・離別したり、虐待などで喪失を体験した子どもたち。喪失による悲しみや寂しさ、会いたい気持ちなど(グリーフ)を抱えた子どもたちが自分らしく歩むプロセスに寄り添う支援がグリーフケアです。

当事業団では、こうしたグリーフを抱えた子どもたちに寄り添うために、全国各地ですでにグリーフサポートを実践している人を対象に、2014年11月から2年にわたる全4回の「トレーナー養成研修」(当事業団主催、Kids Hurt Too Hawaii協力)を行っています。講師はKids Hurt Too Hawaiiのシンシアホワイトさんと伊藤ヒロさん。アシスタント講師は「だいじな人を亡くした子どもの集まり」のファシリテーターの小嶋リベカさんです。

11月21~23日に3回目の研修会を朝日新聞東京本社で開催。北海道、宮城県、東京都、大阪府、福岡県の団体などから14人が参加しました。過去2回の研修を踏まえて、各地域で実践してきたことを発表、共有するワークショップを実施。それぞれの団体の特色ある発表は、ともに学び合う貴重な時間となりました。

4回目の研修は16年6月に実施予定です。
2年間にわたる研修を経て、グリーフサポートトレーナーとなるみなさんが各地での取り組みをさらに拡充するとともに、自らが指導者となって後継を育て、質の高いグリーフケアを実践できる人が全国に増えることを期待しています。