~共に生きる豊かな福祉社会のために~
朝日新聞厚生文化事業団は「福祉を支える地域づくり」「福祉を担う人づくり」「支援の輪づくり」を軸に社会福祉事業に取り組み、創設90周年を迎えました。

朝日新聞厚生文化事業団トップページ 事業のご報告

事業のご報告

認知症とともに、よりよく生きる
~認知症になった私が伝えたいこと~(南伊豆町)を開催

10月11日(日)に南伊豆町役場湯けむりホールで、ご自身が認知症である佐藤雅彦さんの講演会「認知症とともに、よりよく生きる~認知症になった私が伝えたいこと~」(主催:NPO法人風楽、南伊豆町、朝日新聞厚生文化事業団)を開催。医療やケアの専門職、地元の高齢者など約100人が参加しました。

聞き手にはNPO法人認知症当事者の会に所属をしている看護師の水谷佳子さんが入り、佐藤さんに質問をしながら、対談形式で進められました。

佐藤さんは、2005年、51歳の時にアルツハイマー型認知症と診断され、生きる気力を失う時期がありましたが、苦難を経て、現在は工夫を凝らしながら生活をし、人生を豊かに生きることを実践されています。

はじめに、生活の中での困難を、どう工夫して乗り越えているのかを具体例をあげながら丁寧に説明。そのあとは、認知症と診断された時のことを振り返り、「できなくなることばかりを記録するとだんだん暗くなっていき、不安が不安を呼んで負のスパイラルに陥っていたので、考え方を変え、できることに目を向けるようにしました」と、前向きな気持ちになるまでの経緯を話しました。

最後に、「認知症であっても、不便ではあるけど不幸ではない」「失った機能を嘆くのではなく、今ある機能に感謝して生きる」という2つのメッセージを参加者に送りました。認知症のご本人の話を聞くことで、認知症の理解を深め、ご本人やその家族を支える町づくりを、参加者全員で考えるきっかけになりました。

講演会の後、NPO法人風楽の代表、渡邉映子さんが、認知症カフェ「あまなつ」を紹介。講演会の前後では、"出張認知症カフェ「あまなつ」"をロビーで開催し、参加者は美味しいコーヒーを飲みながら地域の方々との交流を楽しみました。

ページ上部へ戻る