~共に生きる豊かな福祉社会のために~
朝日新聞厚生文化事業団は「福祉を支える地域づくり」「福祉を担う人づくり」「支援の輪づくり」を軸に社会福祉事業に取り組み、創設90周年を迎えました。

朝日新聞厚生文化事業団トップページ 事業のご報告

事業のご報告

千住真理子さん、山洞智さんによる「被災地ビジット」
(福島県と宮城県の計6カ所)

東日本大震災の被災者に楽しいひとときを届ける朝日新聞厚生文化事業団の「被災地ビジット」でヴァイオリニストの千住真理子さんとピアニストの山洞智さんが8月3~5日に福島県の特別養護老人ホームや宮城県の仮設住宅、介護老人保健施設、保育園など計6箇所を訪問、ミニリサイタルを開きました。

3日は、福島県の特別養護老人ホーム「愛日荘園」を訪問。入所者ら約80人が熱心に聴き入り、盛んな拍手を送りました。千住さんは「G線上のアリア」や「ジュピター」など7曲を披露。最後に「とても元気の出る曲です。音楽からエネルギーを吸い取って元気に過ごしてください」と話し、「愛の喜び」を演奏しました。参加者の川島忍さん(76)は「すばらしいのひとこと」と満面の笑みで感想を述べ、花束を送りました。

4日は、宮城県石巻市の渡波公民館と仮設大森第4団地、網地島を訪問。渡波公民館では近隣住民約45人の前で7曲を演奏。石巻市新成に住んでいる阿部久子さん(65)は「生で千住さんのヴァイオリンが聞けるなんて信じられない。感動して最初から涙がでていた」と興奮した様子で話してくれました。仮設大森第4団地に集まった約20人は、「浜辺の歌」や「チャルダッシュ」など8曲を堪能しました。

網地島では、仙台市内にある児童養護施設「小百合園」の子どもたちやボランティアグループ「あじ朗志組」のみなさんなど、約70人が島の楽校(中学校跡)に集まりました。「あじ朗志組」は仙台市内にある児童養護施設の子どもたちを招き自然を体験してもらう「網地島ふるさと楽校」を毎年開催しているボランティアグループです。2泊3日で招待された子どもたちは、新鮮な海の幸をたらふく食べたあとに千住さんの奏でる美しい音楽に魅了され、至福のひとときを過ごしました。子どもたちは生のヴァイオリンの音色に感動し、「演奏してくれてありがとうございました」「とても感動しました」など各々の感想を千住さんや山洞さんに駆け寄り、直接伝えていました。

5日は網地島の医療機関併設型小規模介護老人保健施設「網小医院」を訪問。入所者やデイサービスの利用者、地元の方々、約85人が集まりました。披露した8曲の中にはクラシックバージョンの「ふるさと」もあり、懐かしい日本の歌に、思わず一緒に口ずさむ人もいました。デイサービスを利用している勝俣やすこさん(91)は「最高でした。胸がしびれました」と話し、感動のあまり涙を流していました。最後は場所を東松島市に移し、大曲保育園を訪問しました。

ページ上部へ戻る