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事業のご報告

高次脳機能障害講演会「当事者が伝えたいこと~自立を考える~」(柏市)を開催しました

3月14日、柏市のアミュゼ柏で高次脳機能障害講演会「当事者が伝えたいこと」~自立を考える~(主催:東葛菜の花「高次脳機能障害と家族の会」、朝日新聞厚生文化事業団)が開催され、約290人が参加しました。

高次脳機能障害の当事者がどのようにすれば自立した生活をおくることができるかをテーマに講演・てい談とシンポジウムの2部構成で行われました。

前半の講演では、国立成育医療センター・発達評価センター長で、数多くの高次脳機能障害の人の診療に関わる橋本圭司先生に「当事者とどのように接すればよいのか」についてお話しいただきました。

当事者が示す様々な症状やサインを客観的、冷静に捉えることの必要性や、当事者とよりよく関わるための多面的な支援方法について詳しく説明されました。

その後のてい談では、2001年の交通事故で高次脳機能障害になり、現在は高齢者施設にユニバーサル就労で勤務している綿貫吉典さんと、「いんば学舎・オソロク倶楽部」で就労支援員をしている松本知大さんを交えて、個々の困難の程度に合わせて報酬や形態を決め、働くことを支援する「ユニバーサル就労」について話し合われました。

後半は千葉県千葉リハビリテーションセンター・高次脳機能障害支援センター長の大塚恵美子さんのコーディネートによるシンポジウム。

家族と離れて地域で生活する谷田部明さんとグループホームで生活する内木泰広さん、谷田部さんを支援する「生活クラブ風の村とんぼ舎かしわ」所長の宮城和子さん、内木さんの母親の千鶴子さん、高次脳機能障害支援コーディネーターの橋縁(はしゆかり)さんが登壇し、「自立して生活するということはどういうことなのか」について様々な切り口で話し合われました。

登壇者の日頃の体験談は、支援者が主体的に高次脳機能障害の人の自立に向けての課題や取り組みについて深く考える機会となりました。

次回は9月に浜離宮朝日ホール、10月には大阪のYMCAホールでの開催を予定しています。

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