講演会
高次脳機能障害講演会「当事者が伝えたいこと」~ここで暮らしたい~
(熊本市)(2014年9月23日(祝・火))(終了しました)
高次脳機能障害の当事者は、受傷、発症前の経験もその後の後遺症もさまざまです。周囲の人たちの対応の仕方も異なります。
この講演会では、当事者が住み慣れた町で暮らすために必要な地域の仕組みをどうつくればよいのかを、高次脳機能障害を理解するとともに、当事者や家族の方々の話に耳を傾けながら考えていきます。
とき | 2014年9月23日(祝・火) 午後1時~4時 |
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ところ | 市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)大会議室 熊本市中央区桜町1番3号 |
参加費 | 1,000円(当日会場で) |
定員 | 250人 |
プログラム
13:00~13:45 | 講演『当事者との接し方』 橋本圭司さん |
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13:45~14:15 | 対談『当事者が伝えたいこと』 橋本圭司さん&下崎智行さん |
休憩 |
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14:30~16:00 | 歌/一ノ瀬たけしさん シンポジウム 『当事者が地域で暮らすには』 コーディネーター/小薗真知子さん シンポジスト/谷所敦史さん、原田文子さん、一ノ瀬純二さん |
講師プロフィール
- 橋本 圭司 (はしもと けいじ) さん
独立行政法人国立成育医療研究センター・リハビリテーション科医長/発達評価センター長 - 東京慈恵会医科大学医学部卒業。医学博士。神奈川県総合リハビリテーションセンターなどで、数多くの高次脳機能障害の人の治療を経験。
- 下崎 智行 (しもざき ともゆき) さん
高次脳機能障害当事者 - 2004年脳出血で高次脳機能障害を発症。記憶障害と身体障害(右半身マヒ)がある。2年半前から、就労継続支援A型事業所株式会社イエローリーフで、配送作業や部品の組み立てをしている。毎日、自宅周辺を1時間散歩している。
- 小薗 真知子 (こぞの まちこ) さん
熊本保健科学大学保健科学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻長/教授 - 2012年から現職。言語聴覚士の国家資格のない時代から言語聴覚障害のリハビリに携わる。大学で言語聴覚士の養成を行うとともに、高次脳機能障害、吃音、小児の言語発達障害のリハビリテーションを中心に地域で活動している。
- 谷所 敦史 (たにどころ あつし) さん
独立行政法人国立病院機構菊池病院・医療社会事業専門員/精神保健福祉士 - 08年より1年半、熊本大学医学部神経精神科内に設置された熊本県高次脳機能障害支援センターで最初の支援コーディネーターに従事。10年より国立病院機構菊池病院で医療社会事業専門員、精神保健福祉士として現在に至る。
- 原田 文子 (はらだ ふみこ) さん
社会福祉法人慶信会くまもと障がい者ワーク・ライフサポートセンター縁・主任就業支援ワーカー - 2005年度より熊本障害者就業・生活支援センターの就業支援ワーカーとして、障害のある人たちが自分らしく「はたらき」地域で「暮らす」ことを応援している。また、自立支援協議会就労部会や研修などに参加しながら、地域の就労支援支援のネットワークづくりも積極的に取り組んでいる。
- 一ノ瀬 純二 (いちのせ じゅんじ) さん
高次脳機能障碍『ぷらむ』熊本・代表
歌手プロフィール
- 一ノ瀬 たけし (いちのせ たけし) さん
歌手/高次脳機能障害当事者 - 1996年18歳の春、心臓発作で倒れ12分間の心肺停止から奇跡的に蘇生したが、高次脳機能障害を抱える。発症50日目から自宅療法に切り替え、リハビリの一環で始めた音楽に生き甲斐を見出し、発症10年目から歌手活動に取り組み今に至る。
申込方法
参加希望のすべての方の(1)お名前(ふりがな) (2)〒・住所 (3)TEL・FAX (4)職業を明記の上、下記までFAXかはがき、メールのいずれかでお申し込みください。ホームページからも申し込みができます。
なお申し込み受け付け後、聴講券をお送りします。参加費(1,000円)は、当日会場でお支払いください。
申込先・お問い合わせ
〒530-8211 大阪市北区中之島2-3-18
朝日新聞厚生文化事業団「高次脳・熊本」係
TEL:06-6201-8008
FAX:06-6231-3004
MAIL:koujinou@asahi-welfare.or.jp
交通アクセス
- JR熊本から市電で「花畑町」下車。
または、バスで「交通センター」下車。どちらも徒歩3分
会場へのアクセスは こちら
主催
社会福祉法人朝日新聞厚生文化事業団
高次脳機能障碍『ぷらむ』熊本
後援
NPO法人日本脳外傷友の会