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事業のご報告

講演会「みんなでうつを考えよう~うつ病の人への支援」の開催

誰にでも起こりうるうつ病。うつで苦しむ本人をどのように理解し、家族や周囲の人々が支えていくかを考える講演会「みんなでうつを考えよう」が、朝日新聞大阪本社(大阪市北区)のアサコムホールで6月21日(土)に開催されました。

講師は、国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター長で精神科医の大野裕さんと、漫画「ツレがうつになりまして。」の著者の細川貂々さん、そして貂々さんの夫で実際にうつ病を経験した望月昭さんの3人。

第1部では、大野さんが「うつ病の理解と治療」と題して講演をしました。うつ病とはどんなものかという基本的な知識や、うつ病の治療法としての認知行動療法の解説を中心に話しました。第2部では「うつ病、そしてその後~家族、ご近所、職場の支援」と題して、大野裕さん、細川貂々さん、その夫の望月昭さんの3人でディスカッションが行われました。

貂々さんと望月さんは、夫婦でうつ病にどのように向き合ってきたのか、当時の心境を交えて解説。望月さんは、うつ病になった際には「あきらめる・あせらない・特別扱いしない・できることとできないことを見分けること」「かっこつけない・がんばらない・くらべない」などに気をつけることが大事だと話しました。また大野さんからは、うつ病の人を支えるには、周りの人の力やコミュニティの力が大切だというアドバイスがありました。200人収容の会場はほぼ満席で、参加者は壇上の3人の話を熱心に聴き入っていました。講演会を終えた後の参加者のアンケートには、「しんどい時にがんばりすぎないようにしようと思った」「当事者の話が聞けてよかった」「ツレさんの話は共感できることが多く、興味深かった」といった感想が寄せられました。

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