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事業のご報告

第46期「聖明・朝日盲大学生奨学金」4人に貸与

左から稲本剛志さん、大場一輝さん、聖明福祉協会の本間昭雄理事長、川口真実さん、川村実さん

視覚障害のある大学生に月3万円を貸与する「聖明・朝日盲大学生奨学金」(聖明福祉協会、朝日新聞厚生文化事業団主催)の第46期奨学生4人が決まり、2014年7月5日に東京都内のホテル「グランドヒル市ヶ谷」で貸与式が行われました。

奨学生に選ばれたのは、稲本剛志さん(大阪青山大学)、大場一輝さん(東北文化学園大学)、川口真実さん(立命館アジア太平洋大学)、川村実さん(筑波大学理療科教員養成施設)の4人です。

この奨学金は視覚障害の学生を対象として1969年に国内で初めて設けられ、今年度で貸与者の総数は202人になりました。

式典では、聖明福祉協会の本間昭雄理事長(写真中央)が「これから色々な苦労があるかもしれませんが、1つ1つ克服して夢に向かって頑張ってもらいたい」と祝辞を述べました。朝日新聞厚生文化事業団の大井屋健治事務局長が審査結果を報告した後、厚生労働省の竹垣守自立支援振興室長が「高い志と強い向学心を持ち、困難に打ち勝って新たな道を切り開いていただきたい」と4人にエールを送りました。

新奨学生の紹介

稲本剛志さん(大阪青山大学)
高校では、水泳部、卓球部、陶芸部に所属し、水泳部と卓球部では部長を務めていました。生徒会でも会長を務め、いかなる場面でもリーダーシップを発揮してきました。子どもが好きだということから健康科学部子ども教育学科に入学し、小学校の教師を目指しています。将来は子ども1人1人に合った教育ができる教師になることが夢です。現在も卓球を続け、楽しい大学生活を送っています。

大場一輝さん(東北文化学園大学)
視覚支援学校では全盲の生徒を支援した経験があります。支援される側と支援する側の両方の立場を経験したことが活かせる仕事に就きたいと思い、医療福祉学部保健福祉学科に入学し、社会福祉士と精神保健福祉士の両方の資格をとるため日々勉強しています。そして、将来は病院や施設で働き、多くの方を支援したいです。学業の他にはバイオリンの練習に励んでいます。

川口真実さん(立命館アジア太平洋大学)
アジア太平洋学部に入学し、現在は環境開発について学んでいます。また、ボランティアサークルでは、1食20円寄付(アフリカの子どもたちの給食費に充てる)の学食メニューを考える活動をしています。留学も考えており、外国人の多い寮で生活をすることによって英語も勉強しています。これからも国際的な活動を積極的に行い、将来はNGO職員として環境開発の分野で国際協力ができる仕事がしたいです。

川村実さん(筑波大学理療科教員養成施設)
急な視力低下により一般企業で働けなくなり、絶望した時期がありました。そんな中、通っていた盲学校で素晴らしい先生に出会い、勇気と元気をもらいました。そこで自分自身も教員になり、同じ境遇の人を救ってあげたいと思い、取得した鍼・灸・マッサージ・指圧の免許を活かし理療科教員を目指すことを決意しました。盲学校で理療科教員になって生徒に勇気と元気を与えていきたいです。

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