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朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 自閉症カンファレンス NIPPON 2014 (2014年8月23日(土)~24日(日))

最新のお知らせ

自閉症カンファレンス NIPPON 2014 (2014年8月23日(土)~24日(日))

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今年も、国内最大、最高の自閉症(ASD)支援のための専門会議に

自閉症(ASD)を正しく理解し、世界でもっとも優れた支援のスピリッツを共有するための「自閉症カンファレンスNIPPON」。日本全国から1,200人の参加者を集め、今年も国内最大、最高の会議を目指します。13年目の今回は、TEACCHプログラムの創始者、故エリック・ショプラー教授直系のスーパーセラピスト3人が、2009年に続いてみたび来日します。

「自閉症支援の黒船」から25年。みたび東京に

米国ノースカロライナ州で行われている教師と専門職のための5日間にわたるトレーニングセミナーを、日本で初めて開催してから25年。「自閉症支援の黒船」と呼ばれたそのときに、コトバと文化の壁を越えて日本に自閉症支援のタネをまいたのが、今回来日する3人です。1989年1月に東京と大阪で開催したこの5日間のトレーニングセミナーには、後に自閉症カンファレンス実行委員となる主要メンバーが受講生として参加していました。すべては、そこから始まりました。

支援の神髄を「実践」から

以来25年を経て、自閉症支援の神髄を実践から学ぶTEACCHプログラムのスピリッツを、自閉症カンファレンスは今も継承しています。数ある中で、主要プログラムのひとつともいえる日本全国からの実践報告は、そのDNAを引き継ぐものです。今回も全国から数々の実践報告が集まります。今年は、支援の実際をテーマ別に分けて着目。どれも現場では欠かせない要素ばかりです。好評の初心者のための入門編の解説講座も充実。暑い夏の熱い2日間、自閉症(ASD)支援のスピリッツは、今年も早稲田から発信します。

自閉症(ASD)フェスティバル さらに注目

全国の多くの関係者から注目される「自閉症カンファレンスNIPPON」。自閉症(ASD)を正しく知る場として、情報収集や交換の場として、そして支援のフィロソフィーを学ぶ場として、今年の新たな「自閉症カンファレンスNIPPON」は、さらに注目です。

とき 2014年8月23日(土)~24 日(日)
ところ 早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館
対象 自閉症の療育に関係する親、教師、専門家など
定員 1,000 人
参加費 12,960 円(税込)

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開催にあたって

アメリカ・ノースカロライナ州で実施されているTEACCHプログラムの5DAYトレーニングセミナーが日本で初めて開催されて、今年は25年目にあたります。同プログラムの創始者、故エリック・ショプラー教授は、当時の優秀なスタッフの中から選りすぐりの3人と共に来日し、たくさんの学びを日本の現任者に残してくださいました。

現在は自閉症カンファレンスNIPPONの実行委員を務める内山登紀夫さんや幸田栄さん、藤村出さん、諏訪利明さんといったみなさんが、1989年に行われたその最初のセミナーの受講生として参加したメンバーで、彼らが当時を振り返るとき、まさに「目からうろこ」の体験であったと語ります。それほどの衝撃をもって迎えられたセミナーでした。

 

それから25年の時が経ちました。この節目に、当時、日本に衝撃をもたらした3人のセラピストの方々を、今年の自閉症カンファレンスNIPPONに再びお招きすることになりました。ショプラー教授を継ぎ、長年TEACCH部の総責任者を務めたゲーリー・メジボフ教授と、現地で毎年行われているTEACCH部のトレーニングセミナーのトレーナーを現在も務めるセラピストのキャシー・ハーシーさんとカイア・メイツさんです。

 

自閉症の人々が自立的な生活・活動をしながら、多くの人たちと共生・協働をすることができるようにと願って研究・開発が進められてきたTEACCHプログラムの、視覚支援、視覚的構造化という理念と具体的支援の方法は、わが国でも今や常識とも言うべき極めて基本的なものとなっています。

 

今から25年前に来日し、私たちにTEACCHプログラムの実際の手ほどきを初めて示してくださった方々と私たちの新たな一歩となる記念すべきときを、またみなさまと共有できることは大きな喜びであります。今年も、多くの仲間との再会、そしてさらに多くの新たな出会いを楽しみにしております。

川崎医療福祉大学特任教授 佐々木正美

プログラム

8月23日(土)

9:00 受付  
9:30 開会  
9:45 『開会宣言』
○佐々木正美 川崎医療福祉大学特任教授
 
10:00 『高機能自閉症・アスペルガーの人への高等教育での支援』
○ゲーリー・メジボフ ノースカロライナ大学教授
 
12:00 昼食 サブプログラム
『ポスターセッション』
『コミュニケーション機器ルーム』
『医療ルーム』
※2日目15:00までの常設プログラムです。
13:15 『ASDの子どもに社会的なかかわりを教える』
○カイア・メイツ TEACCH部セラピスト
入門解説講座『基礎からの構造化』
14:45 休憩
15:00 『ASDの人の生涯を通した社会へのかかわり』
○キャシー・ハーシー TEACCH部セラピスト
『医療サポートセミナー』
DVDシアター
『自閉症の人が求める支援~構造化』
16:30    
17:00 交流パーティー 【大隈ガーデン】  
19:00    

8月24日(日)

9:00 受付 受付
9:30 『わが子にとってのTEACCHプログラム』
~地域の中で育ちました~
○保護者のみなさん
分科会『実践報告』
1.「スケジュール」
2.「はじめての構造化」
3.「アクティビティー」
12:00 昼食
13:00 『青年期と成人の自立へ向けて』
~家庭や地域でできること~
○キャシー・ハーシー
入門解説講座『基礎からの評価と自立課題』
DVDシアター『自閉症の人が見ている世界』
14:30 休憩  
14:45 『TEACCHプログラム・コアバリュー2014』
○ゲーリー・メジボフ
 
16:15    

プログラムは都合により内容を変更する場合があります。

メインプログラム

米国ノースカロライナ大学教授で元TEACCH部最高責任者のゲーリー・メジボフ教授、同TEACCH部セラピストのキャシー・ハーシー、同じくセラピストのカイア・メイツの3人が、最新情報を提供します。

『高機能自閉症・アスペルガーの人への高等教育での支援』
高等教育における自閉症の学生への支援が世界的に注目され、さまざまな取り組みが始まっています。アメリカの各大学での調査をもとに、大学での自閉症の人への支援を考えます。
『ASDの子どもに社会的なかかわりを教える』
社会的なかかわりの障害とも呼ばれる自閉症の子どもたちに、どのように具体的に、またその大切さを教えるのか、その方法について具体的なヒントを。
『ASDの人の生涯を通した社会へのかかわり』
自閉症支援には、日々の支援だけでなく、どのように社会とのかかわりを持つかを支援者が見通すことも大きな柱の一つです。生涯を見通して、社会とどのようにかかわりを持つかについて考えます。
『青年期と成人の自立へ向けて』
年長になり、自立した生活を家庭や地域で送るためにできること、準備すること、支援者がしなければならないことについて考えます。

分科会

2日目午前の分科会は、3つのテーマに分けて、全国から集まる各分科会5人の実践発表があります。各分科会の選択と移動は自由です。

「スケジュール」
「時間割」や「日課」ではない、個別のスケジュール。一人ひとりを個別化して一人ひとりに合わせたスケジュールは、支援の根幹のひとつです。
「はじめての構造化」
支援の基本であり、かつ創造が求められる構造化。正しく一人の人を評価し、正しい支援に結び付ける。その最も大切なツールである「構造化」の実例を。
「アクティビティー」
学校の教室で、家庭の中で、福祉や就労の現場で、あるいはレジャー(余暇活動)で。さまざまな場面での具体的な支援の実践を。

入門解説講座

自閉症の人たちへの支援の有力な戦略のひとつ構造化。「実践するための入門編をぜひ」の声におこたえして、今年も自閉症カンファレンスNIPPON実行委員が基本的な考え方を分かりやすく解説する予定です。

1日目午後 「構造化」
「構造化」の基礎について分かりやすく解説します。
2日目午前 「評価と自立課題」
支援のすべての基本となる「評価」について解説し、「自立課題」のつくり方を学びます。

サブプログラム

『コミュニケーション機器ルーム』
自閉症の人たちのコミュニケーションをサポートする機器の展示とデモンストレーションを。実際に見て、触れてみてください。
ポスターセッション
日頃の実践やアイデアをポスターで発表。全国各地の活動がビジュアルに報告されます。
『医療ルーム』
自閉症の人たちが医療機関を受診する際に役に立つサポートの数々を医療の側からご紹介します。
『書籍コーナー』
自閉症をはじめ、発達障害などに関する数多くの書籍が一同に。内容を実際に確かめてお求めいただけます。

その他にも魅力的なプログラムを用意しています。

各プログラムは、都合により内容・時間帯などを変更する場合があります。

ポスターセッション参加者・団体を募集します

TEACCHプログラムを参考にした活動をみなさんにシェアしたい。実践を発表したい!という方や団体、グループなどのポスターセッションへの参加を募集します。毎年、多くの発表でサブスペースは盛り上がります。
お申し込みは主催事務局へご連絡ください。

主催事務局 朝日新聞厚生文化事業団
tel.03-5540-7446
E-mail : autism@asahi-welfare.or.jp

参加申し込みについて

記URLへアクセス頂き、画面の案内に沿ってご登録ください。また、FAXで参加申し込みの方は参加申込書に必要事項をご記入の上、送信してください。

お申し込みはこちら

交流パーティーについて

8月23日(土)17時00分(予定)から講師や参加者親睦のための交流パーティーを予定しています。参加ご希望の方は、お申し込みください。交流パーティー参加費4,500円が別途必要です。なお定員制ですので、お申し込み状況によりご希望に添えない場合があります。

昼食(弁当)の申し込みについて

会場にてお弁当をご用意します。事前に申し込みが必要です。8月23日および24日の昼食の申し込みをされる方はお申し込みください。周辺に食堂・レストラン等は少なく、学校の夏休み期間中のため大部分が「お休み」です。お弁当をお薦めします。お弁当は1個1,080円(お茶つき・税込み)です。

会場のご案内

早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館 東京都新宿区西早稲田1-6-1
JR山手線・高田馬場駅より徒歩20分 地下鉄東西線・早稲田駅3b出口より徒歩5分
都バス・高田馬場駅̶早大正門まで10分

早稲田大学構内図(早稲田キャンパス)

費用のお支払い

お支払い方法は申し込み後、銀行振込でお願いいたします。
webでのお申し込み・・・・・web記載の口座にお振り込みください。
FAXでのお申し込み・・・・・お支払い方法に関わらず、随時予約確認書兼請求のご案内をお送りします。請求書に明記された期日までにご入金ください。

お取消料について

お申し込みの後、ご都合により取り消される場合は、次の取消料を申し受けます。なお、本会参加費は返金いたしませんのでご了承ください。

交流パーティー
宿泊(ホテル)
14日前~8日前 7日前~2日前 宿泊前日 宿泊当日および不泊
20% 30% 40% 100%
弁当 5日前 2日前 前日 当日
無料 20% 50% 100%

申し込み締め切り

定員になり次第締め切ります。

申し込み

近畿日本ツーリスト(株)
〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-13
『自閉症カンファレンスNIPPON』係
knt-ecc703@or.knt.co.jp
TEL:03-6891-9456 FAX:03-6891-9407
営業時間(月)~(金) 10:00~17:00 ※土・日・祝日はお休み

お申し込みはこちら

主催事務局

朝日新聞厚生文化事業団
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL03-5540-7446 FAX03-5565-1643

宿泊申し込みについて

宿泊ご希望の方は、ご案内参照の上、宿泊日、ホテル名、部屋のタイプを選択してください。なお、ツインをご希望の場合は、必ず同室者のお名前をお書きください。

ホテル名 8/22(金) 8/23(土)
シングル ツイン シングル ツイン
リーガロイヤルホテル東京
●東西線「高田馬場」駅徒歩7分
¥20,200 ¥13,600 ¥20,200 ¥13,600
ホテルサンルート高田馬場
●JR/東西線「高田馬場」駅徒歩1分
¥10,500 ¥9,500 ¥11,000 ¥10,000
西鉄イン日本橋
●地下鉄日比谷線「人形町」駅A5出口徒歩3分
¥8,000   ¥9,000  
  • 東京都内は、学会・出張等の関係で宿泊が大変混み合いますので、お早めにお申込み下さい。
  • 上記代金には、弊社手続き手数料が含まれております。
  • 別紙お申込書にはコース番号をご記入下さい。また必ず第2希望まで記入をお願いします。
  • ホテルチェックインに関しては、当日フロントにてお名前をホテル係員にお名前をお伝えください。
    (事前に宿泊クーポン等はお送りしませんので予めご了承下さい)

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