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認知症ケアとダンスセラピー~オーストラリアからの学び~(終了しました)
ダンスは心、身体、感覚などにかかわる総合的な体験で、私たちの気持ちを高揚させます。またダンスは身体の健康や自立力を高め、感覚や感情レベルで人と人がふれあえるもっとも効果的な手段です。
オーストラリアでは、認知症の高齢者が日本と同様増えるとともに、認知症ケアとして、ダンスセラピーが注目されています。ダンスセラピーを講演と実技で学びます。
とき | 2014年6月8日(日)午後2時~4時 |
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ところ | 朝日新聞アサコムホール 大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー12階 |
参加費 | 1,000円(当日、会場でいただきます) |
定員 | 100人 |
プログラム
14:00~14:40 | 講演『認知症の人と踊るダンス』 三宅 眞理さん |
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休憩 | |
14:50~15:30 | 講演『ダンスと認知症ケア』 ヘザー・ヒルさん 通訳/山口 樹子さん |
15:30~16:00 | 実技『いっしょに踊りましょう』 ヘザー・ヒルさん 吉村 節子さん 三宅 眞理さん 音楽/奥野 勝利さん |
講師プロフィール
- 三宅 眞理(日本認知症ケア学会会員/関西医科大学公衆衛生学講座講師/NPO法人西宮認知症予防会副理事長)
- 10年前からオーストラリアの介護について研究。特に認知症ケアの取り組みについて調査している。2012年に本企画をたて、ヘザー・ヒル博士を招へい。認知症ケアにおけるダンスやアートの役割は有効と考え、これまで、高齢者福祉施設、病院、社会福祉施設、社会福祉協議会などと協働しダンス活動を実践。およそ5000人が参加。現在、ダンスを通じた地域づくりに取り組んでいる。
- ヘザー・ヒル博士(オーストラリアダンスムーブメントセラピー協会)
- オーストラリア在住。1985年から教師、障害のある人をケアする職員、看護スタッフのための施設内トレーニングワークショップを開く。現在はアルツハイマー協会やオーストラリア老年精神医学看護師協会とともに、認知症ケアとしてのダンスセラピーのワークショップなどを行っている。
- 奥野 勝利(音楽家)
- 1974年、日本生まれのシンガポール育ち。アメリカ帰りの音楽家。幼い頃、母と弟の3人でピアノの連弾をして、初めて表現することを体験。以来、音楽活動を始める。現在、広島に拠点を置き、故郷日本で演奏活動を続ける。「いっしょに踊ろう」を作曲。現在、被災地をはじめ各地の高齢者福祉施設でのコンサート活動を行っている。
- 吉村 節子(大阪ダンス&アクターズ専門学校学校長/武庫川女子大学非常勤講師/日本ダンス・セラピー協会理事及び国際委員/舞踊演出・振付家/ ダンスパフォーマー)
- 大阪大学文学部人文学科音楽・演劇学専修研究生修了。 認定ダンスセラピスト(日本ダンス・セラピー協会)、表現アートセラピートレーニングコース修了。セッションは健常者の自己解放・自己探索などを領域とし、ウィスコンシン大学で学んだワークなどもそれらに取り入れている。
交通アクセス
京阪中之島線・渡辺橋駅または地下鉄四つ橋線・肥後橋駅に直結
お申し込み方法
参加希望のすべての方の(1) 名前(ふりがな) (2)〒・住所 (3)TEL・FAX (4)職業を明記の上、下記までFAXかはがき、メールのいずれかでお申し込みください。先着順で受け付けます。
後日、聴講券をお送りします。参加費(1,000円)は、当日会場でお支払いください。
お申し込み・問い合わせ
朝日新聞厚生文化事業団「認知症ケア」係
〒530-8211
大阪市北区中之島2-3-18
Tel.06-6201-8008 Fax.06-6231-3004
E-mail:kurashiken@asahi-welfare.or.jp
主催
高齢期の豊かなくらし研究会、朝日新聞厚生文化事業団
後援
NPO法人高齢者外出介助の会、NPO法人西宮認知症予防会