~支え合う安心社会の実現に向けて~
朝日新聞厚生文化事業団は「福祉を支える地域づくり」「福祉を担う人づくり」「支援の輪づくり」を軸に社会福祉事業に取り組んでいます。

朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 「うつ病の予防と早期発見」深い喪失への支援を被災地に学ぶ(終了しました)

最新のお知らせ

「うつ病の予防と早期発見」深い喪失への支援を被災地に学ぶ(終了しました)

事前の申し込みは締め切りました。参加ご希望の方は当日会場にお越しください。  

うつ病のきっかけのキーワードとなる「喪失体験」。大震災などの災害は最も大きな喪失体験の一つです。2011年3月に起きた東日本大震災の後、うつ病などの精神的な問題を早期発見するために、東北地方では、各地で地域住民の心のケアに取り組む仕組みがつくられてきました。

この講演会では、喪失による影響が何年にもわたって継続することを理解し、うつ病を予防、早期発見するための地域が支える精神保健のあり方について考えます。

喪失体験は被災地に限らず、どこの地域のどんな場面でも起こりうるものです。地域で住民を支える仕組みをどのように日本社会に広げていけるか、東北の取り組みから探ります。

※ 終了しました
とき 2014年5月25日(日)13:00~16:15
ところ プラザおでって おでってホール(盛岡市中ノ橋通1-1-10)
定員 200人
参加費 無料

プログラム

13:00~14:00 講演「うつ病の予防と早期発見~被災地の喪失とその支援を例に~」
大野裕さん
14:00~14:30 実践報告「女川町の取り組み」
佐藤由理さんと女川町聞き上手ボランティアの皆さん
休憩
14:45~15:05 実践報告「保健所が地域の中で果たす役割」
岩渕恵子さん
15:05~15:25 実践報告「地域における自殺対策とこころのケア」
大塚耕太郎さん
15:25~16:15 パネルディスカッション 大野裕さん、大塚耕太郎さん、佐藤由理さん、岩渕恵子さん

講師プロフィール

大野裕(精神科医、国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター長)
1978年慶應義塾大学医学部卒業。
同年慶應義塾大学医学部精神神経科学教室入室。
85年~88年コーネル大学医学部、ペンシルベニア大学医学部に留学。
2002年慶應義塾大学教授(保健管理センター)を経て、11年6月より現職。
著書ほか
『こころが晴れるノート』(創元社)
『はじめての認知療法』(講談社現代新書)
『うつ・不安ネット』(http://www.cbtjp.net/) 監修
『みんなのうつ』(朝日新聞厚生文化事業団企画・発行)監修
大塚耕太郎(精神科医、岩手医科大学医学部災害・地域精神医学講座特命教授、岩手県こころのケアセンター副センター長)
1997年岩手医科大学医学部卒業。2005年同学部神経精神科学講座講師、12年同学部災害・地域精神医学講座特命教授および岩手県こころのケアセンター副センター長併任。04年新潟中越地震、08年岩手宮城内陸地震、11年東日本大震災で岩手医科大学こころのケアチームを担当。現在も岩手県沿岸でのこころのケア活動に従事。専門は精神科救急、自殺対策、災害精神医学など。
佐藤 由理(宮城県女川町健康福祉課保健師)
1985年女川町役場に保健師として奉職、現在保健センター勤務(在職期間30年)。震災を経験し、地域保健の役割、こころの健康、体の健康などの課題化とその対策及び評価について検討を重ね、役場として、町民の身近なところで「こころ」と「からだ」と「くらし」の健康を支える「女川町こころとからだとくらしの相談センター」及び「サブセンター」の仕組みを構築し運営に取り組んだ。
岩渕恵子(岩手県大船渡保健所保健課主査保健師)
1989岩手県に入庁。2013年4月から大船渡保健所勤務。
発災当時は、内陸の一関保健所に勤務し、陸前高田市に代わり保健支援チームの統括をしていた大船渡保健所の後方支援として従事。
12年12月に陸前高田市からはじまった「はまってけらいん かだってけらいん」(集まって、加わって、話してください)運動を、13年1月に策定した「気仙地域自殺対策アクションプラン」の合言葉として、気仙地域全体で住民同士で支えあう仕組みづくりを関係機関と連携し展開している。

交通アクセス

JR盛岡駅前バスのりば
6番のりば「盛岡バスセンター行き」または
16番のりば「盛岡都心循環バスでんでんむし左回り」に乗車
「ななっく・盛岡バスセンター前」下車、徒歩2分

お申し込み方法

参加希望のすべての方の(1)お名前(ふりがな) (2)郵便番号・ご住所 (3)TEL・FAX (4)職業を明記の上、Eメール、FAXのいずれかでお申し込みください。

事前の申し込みは締め切りました。参加ご希望の方は当日会場にお越しください。

お申し込み・問い合わせ

朝日新聞厚生文化事業団
「うつ講演会」係
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL:03-5540-7446 FAX:03-5565-1643

Email:utsu@asahi-welfare.or.jp

主催
岩手県こころのケアセンター、朝日新聞厚生文化事業団
後援
岩手県、盛岡市、地域精神保健福祉機構、全国精神保健福祉会連合会(予定)