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第63回「藝大メサイア」、2200人を魅了

「メサイア・チャリティーコンサート」(朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催、東京藝術大学協力、JR東日本特別協賛)が12月20日(金)夜、東京・上野の東京文化会館大ホールで開かれました。高関健さんの指揮で、藝大フィルハーモニアと東京藝術大学音楽学部声楽科の学生ら約200人がヘンデルの「メサイア」全曲を披露。壮麗な調べや「ハレルヤ」の大合唱に約2200人が聴き入りました。収益は社会福祉事業に充てられます。

1951年から歌い継がれ、「藝大メサイア」の愛称で知られる演奏会は、今回が63回目。一流プロへの登竜門とも言われるソリストは、毎年、学内オーディションにより選考されており、今回は、いずれも大学院生の松原みなみ(ソプラノ)、平山莉奈(アルト)、宮下大器(テノール)、堺裕馬(バス)のみなさんが務めました。

「メサイア」は、キリストの生涯と復活、栄光を題材にしたオラトリオ(聖譚曲)で、「社会福祉の目的以外に演奏を認めない」という作曲者ヘンデルの遺志をくみ、現在も世界中の多くのチャリティーコンサートで演奏されています。

【写真】藝大フィルハーモニアの演奏に合わせて、メサイアを合唱する東京藝術大学音楽学部声楽科の学生ら=2013年12月20日、東京文化会館大ホール