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事業のご報告

第30回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト、1位に沼津西高の山内さん

第30回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト(全日本ろうあ連盟、朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催、厚生労働省、文部科学省、テレビ朝日福祉文化事業団、日本手話通訳士協会、全国聾学校長会後援、東京都聴覚障害者連盟協力、NEC協賛)を8月31日(土)に東京・晴海の第一生命ホールで開催しました。

全国の応募者97人から原稿と映像審査で選ばれた10人が、手話と音声を同時に使ったスピーチで自分の思いと日頃の練習の成果を約500人の来場者の前で披露。第1位には静岡県立沼津西高2年の山内菜帆さんが輝きました。山内さんは「見えない壁を乗りこえて」と題して、耳が一時聞こえなくなった時に手話と出合った体験を柱に、力強いしぐさでスピーチ=写真左、「真のバリアフリー社会を築くために貢献したい」と抱負を述べました。

2位には幸田美花さん(東京・恵泉女学園高校3年、写真中)、3位には三宅花奈さん(兵庫県立尼崎高校3年、写真右)が選ばれました。

このコンテストは手話の習得やサークル活動に取り組む全国の高校生の活動を奨励し、手話の普及とボランティア活動、福祉教育の推進をはかるための催しです。1984年に始まり、青少年の手話への関心が全国的に広がるのに伴って、内容を充実しながら、聴覚障害者福祉の向上に大きな役割を果たしてきました。

30回の節目となった今回は、会場入り口にコンテストの30年の歩みをパネルの形で紹介。過去のポスターや朝日新聞紙面のほか、第1回の大学生の部で1位になり、現在は世田谷福祉専門学校の手話通訳学科長を務める飯泉菜穂子さんと、第22回2位で女優の貴田みどりさんからいただいたメーッセージなどを展示しました。秋篠宮妃紀子さまが長女の眞子さまとともに来場され、展示を熱心にご覧になりました。

紀子さまは開会式では手話を交えて出場者を励まされるとともに、「聴覚障害の方の生活や手話に対する理解が深まり、皆が豊かに暮らせる社会が築かれるよう願います」と述べられました。

特別プログラムでは、ろう学校出身の弁護士で聴覚障害者の人権と福祉の向上に取り組んできた松本晶行さんが「聴覚障害者の暮らしと運動」をテーマに講演しました。

3位までを除く入賞者と出場者は次の通りです。(敬称略)
奨励賞=具志堅友香(沖縄県立真和志高校3年)、冨塚楓(神奈川県立横浜南陵高校2年)
審査員特別賞=菅沢亮太(大分・楊志館高校3年)
出場者=金丸琴音(北海道石狩翔陽高校2年)、橋本舞花(東京・神田女学園高校3年)、尾崎葵(愛媛県立大洲農業高校2年)、切通恵太(福岡県立久留米筑水高校2年)

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