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事業のご報告

講演会「認知症とともに~家族が認知症になったら~」

認知症の正しい知識と対応、介護する家族や支援者の心と健康について理解を深めるため、3月23日午後1時から、東京・浜離宮朝日ホールで講演会「認知症とともに~家族が認知症になったら~」を開催しました。

講師には20年にわたり認知症専門医として認知症の人やその家族と向き合い、優れた実践を行っている松本診療所(ものわすれクリニック)院長の松本一生さんをお招きしました。講演会前半では、認知症の症状や治療法、家族や介護者などの認知症の人を取り巻く人々との連携について講演していただきました。松本さんは、「認知症の中には、無頓着になり、目の前にあるものを何でも手にとってしまうという症状がある。そういった行動が万引きなどと間違われることもあるので、周囲の人が気をつけて見守っていく必要がある」と認知症に対する周囲の理解の大切さを述べました。

後半の質疑応答は、石井暖子・朝日新聞文化くらし報道部記者の司会で、会場から寄せられた質問に松本さんが答えるという形で進めました。松本さんは、認知症が心配になった時病院に行くタイミングはどのように考えたらよいかという参加者からの質問に、物忘れなど自分の中で何か不都合が起こったと感じたときは診断を受けたほうがいいということや、自分の身近な人が認知症ではないかと感じた時は、地域の高齢者相談機関や訪問医療を行う機関に相談し、本人へ検査を薦めてもらうのがよいとアドバイスをしていました。

講演会「認知症とともに~家族が認知症になったら~」は2012年8月5日、大阪市西区の大阪YMCA国際文化センターで行ったのを皮切りに、11月4日に名古屋市中区の朝日ホール、12月2日に福岡市博多区の朝日新聞福岡本社内会議室でも開催し、4カ所合計で約350人が参加しました。

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