これまでの活動
第4回「認知症カフェあまなつ」開催(南伊豆町)
6月11日(木)、南伊豆町旧三浜小学校で「認知症カフェ『あまなつ』」を開催しました。
できるだけ住み慣れた家、住み慣れたまちで暮らすために、認知症の人やその家族、認知症のことが気になる地域の人、ボランティア、そして医療やケアの専門職、行政担当などの人たちが気軽に集まり、お茶を飲みながら語らい、ひと時を過ごせる場所。そんな「居心地のいい場所」づくりを目指して、伊豆半島の先端のまち南伊豆町の子浦地区に、NPO法人風楽(ふうら)とともに2015年2月に開設した「認知症カフェ『あまなつ』」。
第4回目は、小雨が降る中、16人が集まりました。これまでの参加者からの紹介で、今回初めて顔を出してくださる方々もいて、回を重ねるごとに交流の輪が広がります。「あまなつ」に協力してくださっている南伊豆町地域包括支援センターの保健師やケアマネージャーらの声がけで認知症のある人やそのご家族の参加も増えてきています。
途中から、2歳のお子さんがお母さんと一緒に参加。少子高齢化で子どもと接する機会が少なくなっている地域なので、珍しいゲストにみなさん釘づけ。世代を超えた交流に、参加者の頬は自然と緩み、カフェ全体に暖かな空気が流れました。高齢になっても共に支え合いながら住み慣れたまちで暮らしていく、「あまなつ」がそんなきっかけになる可能性を垣間見ることができたひとときでした。