最新のお知らせ
2014年度 朝日夏季保育大学
乳幼児を応援する人がステップアップする2日間(2014年7月25日(金)~26日(土))(終了しました)
保育従事者の技術と教養の向上のために始まった「朝日夏季保育大学」。今年で61回目を迎えました。
保育士、幼稚園教諭、子育て支援関係者、親など乳幼児とかかわる人、どなたでもご参加いただけます。
今年の講座では、発達障害の子どもや虐待などを受けた子どもをテーマにしたほか、食育、音楽、あそびなど盛りだくさんの内容を予定しています。また、新制度を前にあらためて確認しておきたいことや、保育士自身のメンタルヘルスを考える講座もあります。
乳幼児の健やかな育ちを願う皆さんと一緒に、子どもの周りに起こっている様々な問題に向き合い、子どもとのかかわりについて考えていければと思います。
とき | 2014年7月25日(金)、26日(土) |
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ところ | 長野県諏訪市駅前市民会館(諏訪市諏訪1-6-1) |
受講料 | 6,000 円(2日間)、学生3,000 円 |
対象 | 保育士、幼稚園教諭、子育て支援関係者、親など乳幼児と関わる人 |
定員 | 600 人 |
締切 | 定員になり次第締め切ります |
お弁当 | 会場で販売します(1,080 円)。ご希望の方は事前にご予約ください。販売整理券をお送りします。※販売整理券をお持ちでない方はお求めいただけません。 |
※受講料は主催者の都合で中止する場合以外は払い戻ししません。
プログラム
7月25日(金)
10:10~10:30 | 開校式 |
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10:30~12:00 | 「食は元気の素・いのちの素・幸せの素」 砂田登志子/食育ジャーナリスト |
昼食休憩 | |
13:00~14:30 | 「新制度スタートを前に~あらためて保育の『新』と『真』を考える~」 増田まゆみ/東京家政大学教授 |
14:45~16:45 | 「ともとものガラクタ研修会~身近なもので音楽を~」 山口とも/打楽器奏者 |
7月26日(土)
9:15~10:45 | 「保育現場での“気になる子”の理解とかかわり~発達障害の子どもへの支援」 安倍陽子/横浜市東部地域療育センター、臨床心理士 |
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11:00~12:30 | 「子どもに寄り添う~虐待やいじめを受けた子どもたちとの出会いを通して~」 坪井節子/社会福祉法人カリヨン子どもセンター理事長、弁護士 |
昼食休憩 | |
13:30~15:00 | 「保育士のためのメンタルヘルス」 山本晴義/横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長 |
15:15~16:45 | 「子どもと一緒に~歌とあそびとお話しと~」 新沢としひこ/シンガーソングライター |
※プログラムは都合により変更することがあります。
講演内容と講師(予定)
「食は元気の素・いのちの素・幸せの素」
- 砂田登志子/食育ジャーナリスト
- 日本における食育活動の第一人者である砂田さんに、「食」を通して子どもに伝えたいこと、砂田さんの考える「子どもも大人もニコニコ参加できる食育」とはどのようなものなのかお話しいただきます。子育ての基本となる「食育」を楽しく実践するための講座です。
「新制度スタートを前に~あらためて保育の『新』と『真』を考える~」
- 増田まゆみ/東京家政大学教授
- 平成27年度から実施される「子ども・子育て支援新制度」。新制度のポイントと制度が変わっても変えてはならない大切な視点をお話しいただき、今、保育者に求められることは何か、現場でどう実践していくのかを考えます。
【子どもに学ぶ保育講座】
「ともとものガラクタ研修会~身近なもので音楽を~」
- 山口とも/打楽器奏者
- 子どもとのかかわりを実践から学ぶ新たなスタイルの講座です。山口さんには、事前に保育園を訪問していただき、そこで子どもたちと一緒に「ガラクタ音楽会」を開催していただきます。その様子を撮影し、保育大学当日に上映します。保育園での実際の様子と会場で聞く山口さんのメッセージや生演奏を通し、子どもと一緒に身近なもので音を奏でること、子どもの反応にどのように応えていくかなどを学ぶ実践的な内容です。
「保育現場での“気になる子”の理解とかかわり~発達障害の子どもへの支援~」
- 安倍陽子/臨床心理士
- 自閉症などの発達障害の子どもを正しく理解し、どのように支援していくのかを具体的に学ぶための講座です。誰もが安心して暮らしていくために有効な「視覚支援」についておさらいし、支援の基本となる「構造化」の仕方について、わかりやすく解説していただきます。保育現場で日々おこるできごとへどう対応するか、子どもたちとどう接するかなど、“気になる子ども”の理解とかかわりをお話しいただきます。
「子どもに寄り添う~虐待やいじめを受けた子どもたちとの出会いを通して~」
- 坪井節子/カリヨン子どもセンター理事長、弁護士
- 虐待やいじめなどを受けた子どもたちが置かれている困難な状況をお話しいただきます。また、そのような子どもたちとの出会いを通して、坪井さんが感じていることをうかがい、子どもたちに寄り添うことや乳幼児期の子どもたちが愛されることの大切さを考えます。
「保育士のためのメンタルヘルス」
- 山本晴義/横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長
- 2008年に患者数が100万人を超えた「うつ病」、保育士にとっても身近な問題です。保育士のうつ病が増加しています。職場の環境や人間関係、雇用の問題、保育に伴う問題など、考えられるストレス要因はたくさんあり、一人ひとり違います。この要因を知ることにより、ストレス対策が可能になります。この講座では、メンタルヘルスの維持、回復のためにできることを考えます。
「子どもと一緒に~歌とあそびとお話しと」
- 新沢としひこ/シンガーソングライター
- 歌、あそび、お話しなど盛りだくさんの内容で、新沢さんの世界へと誘います。子どもたちともっと楽しむためのヒント、明日の保育に活かせる演出や工夫がたくさんつまったスペシャルステージです。
お申し込み方法
または、所定の申込用紙に必要事項をご記入の上、Eメール、FAX または郵送で下記申し込み先までお送りください。
お申し込み・問い合わせ
朝日新聞厚生文化事業団「保育大学」係
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL:03-5540-7446 FAX:03-5565-1643
Eメールsummercollege@asahi-welfare.or.jp