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朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 第34回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト 1位に北海道石狩翔陽高校の長谷川さん

これまでの活動

第34回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト
1位に北海道石狩翔陽高校の長谷川さん

第34回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト(全日本ろうあ連盟、朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催、厚生労働省、文部科学省、テレビ朝日福祉文化事業団、日本手話通訳士協会、全国聾学校長会後援、東京都聴覚障害者連盟協力、NEC協賛)を8月26日(土)に東京・有楽町朝日ホールで開催しました。

このコンテストは1984年に始まり、手話の習得やサークル活動に取り組む全国の高校生の活動を奨励し、手話の普及とボランティア活動、福祉教育の推進をはかるために開催されてきました。

今回は、全国の応募者84人から原稿と映像審査で選ばれた10人が、手話と音声を同時に使ったスピーチで競いました。第1位には長谷川幹奈さん(北海道石狩翔陽高校3年、写真上・左)が輝きました。長谷川さんは「聞こえない私の現在・過去・未来」と題して、生まれつき聴覚に障害のある自身の体験や思いをスピーチしました。「今後は、聞こえない私が当事者として社会に目を向け、ろうあ運動に貢献していきたい」と約500人の来場者の前で自分の思いを力強く述べました。

2位には山田楓恋さん(神奈川県立高浜高校3年、写真上・中)、3位には青木凜華さん(福島県立ふたば未来学園高校2年、写真上・右)が選ばれました。

また、秋篠宮家の長女眞子さま(写真下・左)が出席。眞子さまは、開会式で全てのスピーチを手話を交えて行い、「発表されるみなさまが、ご自分の気持ちを豊かな手話で表現なさるのを楽しみにしております。」と出場者にエールを送りました。

特別プログラムでは、ボーカル&手話パフォーマンスグループのHANDSIGN(ハンドサイン)のみなさん(写真下・右)が「エンターテイメントからもっと手話を身近なものに」をテーマに、パフォーマンスを披露。途中、観客も歌詞に合わせて手話をするなど、会場参加型で盛り上がりました。

3位までを除く入賞者と出場者は次の通りです。(敬称略)

奨励賞

佐藤愛理(東京都立大泉桜高校3年)
長谷川未実(岐阜県立長良高校1年)

出場者

渡部恭子(宮城県・クラーク記念国際高校仙台キャンパス3年)
知念明華(沖縄県立陽明高校3年)
小桧山有実(神奈川県立横浜南陵高校2年)
森汐音(愛媛県立三崎高校2年)
古長叶多(大分東明高校3年)