これまでの活動
高砂部屋力士による「ゆうゆうビジット」(愛知県豊川市「穂の国荘」)
大相撲名古屋場所を終えたばかりの高砂部屋の力士たちが7月24日、豊川市西原町の特別養護老人ホーム「穂の国荘」を訪れ、お年寄りと交流した。外出の機会が少ないお年寄りに、文化に触れてもらおうと、朝日新聞厚生文化事業団が実施している「ゆうゆうビジット」の一環。三段目でともに勝ち越した朝乃丈さん(30)と朝興貴さん(26)が参加した。
2人は、土俵代わりに用意された畳の上で相撲の技を次々披露した。その後、施設職員や近くの保育園の子どもたちが力士に挑戦。子どもたちが朝興貴さんを押し出すと、歓声が上がった。参加者にはちゃんこ鍋も振る舞われた。
力士と握手した近藤とき代さん(91)は「昔、名古屋場所を見に行ったことがあるの。そのときよりも近くでおすもうさんを見ることができて感謝です」と話していた。