これまでの活動
「朝日高齢者福祉セミナー2017」を名古屋で開催
講演する日本福祉大学の後藤 澄江 教授
高齢者を支える医療や福祉を考える「朝日高齢者福祉セミナー2017」が7月9日、名古屋市中区の朝日ホールで開かれました。「医療と介護をつなぐ」をテーマに講演とシンポジウムがありました。
愛知高齢者福祉研究会、朝日新聞社、当事業団の主催で約200人が参加。日本福祉大学の後藤澄江教授が「高齢者の暮らしと介護保険のゆくえ」と題して基調講演を行いました。「健康」「経済的安定」「家族の存在」の三つがこれまで「よき老後」を約束する条件としてあげられてきたが、社会保障財源の逼迫や高齢者単独世帯の増加などを受けて「地域での支え合いなど関係の作り直しが必要だ」と強調しました。
シンポジウムでは訪問介護や居宅介護の一線で働く担当者らが実例を踏まえて課題や望ましい姿を話し合いました。