~支え合う安心社会の実現に向けて~
朝日新聞厚生文化事業団は「福祉を支える地域づくり」「福祉を担う人づくり」「支援の輪づくり」を軸に社会福祉事業に取り組んでいます。

朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 第25回 認知症カフェあまなつ開催(南伊豆)

これまでの活動

第25回 認知症カフェあまなつ開催(南伊豆)

3月9日(木)、南伊豆町旧三浜小学校で25回目となる認知症カフェ『あまなつ』を開催しました。

できるだけ住み慣れた家、住み慣れたまちで暮らすために、認知症の人やその家族、認知症のことが気になる地域の人、ボランティア、そして医療やケアの専門職、行政担当などの人たちが気軽に集まり、お茶を飲みながら語らい、ひと時を過ごせる「居心地のいい場所」づくりを目指して、伊豆半島の先端のまち南伊豆町の子浦地区に、NPO法人風楽(ふうら)とともに2015年2月に開設した「認知症カフェ『あまなつ』」。

この日の参加者は地域の方々7名。参加者の1人がマンゴープリンを差し入れてくださり、作り方を聞くなどして話に花を咲かせました。会の後半では地域包括支援センターの職員さんが認知症について、認知症は誰もがかかる病気であることや、自分が認知症かもしれないと思ったときにどのように病院にかかればよいかといったことを話してくれました。

「あまなつ」には、ほかの地域から移り住んできた方も参加してくれています。古くから住む参加者に土地の名産品の調理法を教えてもらうなど、新しいコミュニティ作りの場にもなっています。「あまなつ」をきっかけに、交流の輪が広がっていくのは嬉しいことです。

そんな役割も果たしながら、今後も参加者の希望を大切にした「あまなつ」を開催していきます。

あまなつについて