これまでの活動
千住真理子さん、山洞智さんによる
「被災地&ゆうゆうビジット」(宮城県気仙沼市)
ゆうゆう&被災地ビジットの前期最終となるプログラムを、日本を代表するバイオリニストの千住真理子さんとピアニストの山洞智さんにお願いし、9月5日~6日にかけ、気仙沼市本吉町の特別養護老人ホーム「春圃苑(しゅんぽえん)」を皮切りに計3カ所で実施しました。
最初に訪れた同苑では、入所者やデイサービス施設の利用者ら約100人が、千住さんの熱演に聴き入りました。
千住さんは「のんびり聴いてください」と前置きし、バッハ「G線上のアリア」など、8曲を演奏。指先でリズムをとったり、目をつぶったりしながら聴くお年寄りもいました。また、なじみ深い日本の曲「もみじ」の演奏では、曲の途中で拍手が起きる場面も。デイサービス施設に通う芳賀信子さん(94)は「涙が出てくるほど感動した。いい日になった」と話していました。
また翌日は同市廻舘の高齢者施設「おおしまハーティケアセンター」を訪問。島で暮らすお年寄りら約40人が参加したほか、最後に同市下八瀬の特別養護老人ホーム恵心寮を訪問。利用者ら60人が千住さんの演奏を楽しみました。