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第64回「藝大メサイア」、壮大なハレルヤコーラスで2300人を魅了

チャリティーコンサート第64回「藝大メサイア」(朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催、東京藝術大学協力、JR東日本特別協賛)が12月26日(金)夜、東京・上野の東京文化会館大ホールで開かれました。高関健さんの指揮で、藝大フィルハーモニアと東京藝術大学音楽学部声楽科の学生ら約200人がヘンデルの「メサイア」全曲を披露。2014年を締めくくる壮大な「ハレルヤ」コーラスで、来場者約2300人を魅了しました。

戦後間もない1951年に戦災で両親や家族を失った子どもたちや生活困窮者に対する支援を目指して始まった「藝大メサイア」は、今回が64回目。学内オーディションで選考されるソリストたちは、その後も日本の音楽界をリードする方たちばかりです。今年のソリストは、いずれも大学院生の朝倉春菜さん(ソプラノ)、山下裕賀さん(アルト)、松原陸さん(テノール)、竹内利樹さん(バス)のみなさんが務めました。

同演奏会の収益は朝日新聞厚生文化事業団が行う社会福祉事業に充てられます。

「メサイア」は、キリストの生涯と復活、栄光を題材にしたオラトリオ(聖譚曲)で、「社会福祉の目的以外に演奏を認めない」という作曲者ヘンデルの遺志をくみ、現在も世界中の多くのチャリティーコンサートで演奏されています。