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日色ともゑさん、マリオネットによる"ゆうゆうビジット"ケアタウンからさき(大津市)で

4月11日、女優の日色ともゑさんと、ポルトガルギターとマンドリンのデュオ「マリオネット」の2人が大津市の特別養護老人ホーム「ケアタウンからさき」を訪問。施設利用者やスタッフら約100人が参加して、朗読と演奏を楽しみました=写真。

はじめに、日色ともゑさんが「30年か40年ぶりに大津にきた! 今日は、何が飛び出すか楽しみにして下さい」と挨拶。マリオネットの2人が、自作曲の「南蛮渡来」や喜納昌吉さんの「花」などを演奏しました。部屋の中にはマンドリンの切ない音色が響き渡り、アップテンポの曲では手拍子をする施設利用者の姿もありました。

演奏の後は日色さんが登場。あまんきみこさんの童話「白いぼうし」を約10分にわたって朗読しました。また、童謡「月の砂漠」や「ふるさと」の朗読ではマリオネットの演奏が加わり、最後は大津にちなんだ「琵琶湖周航の歌」の朗読と合唱で会場が盛り上がりました。

「ゆうゆうビジット」は、特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどの高齢者施設をプロの音楽家や俳優、力士が訪問して交流するプログラムです。ある施設利用者の女性は、「一カ月前からこの日を楽しみにしていた」と話していました。「音楽家が来て演奏したのははじめて」という男性もいました。施設で最高齢の100歳の女性は「よかった」と話してくれました。施設長の青木歩さんは「みんながよく知っている曲を演奏してくれたのでよかった。みんなが参加することで意欲も沸いてくる」と話していました。