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高砂部屋の力士が尼崎市でゆうゆうビジット

兵庫県尼崎市の特別養護老人ホーム「ほがらか苑」を大相撲高砂部屋の力士が3月24日訪問し、入所者ら約100人と交流しました。

訪問したのは、三段目の朝興貴(23)と序二段の朝上野(20)と、かつて一ノ矢の四股名(しこな)で活躍した、マネージャーの松田哲博さんの3人です。
力士2人は、つっぱりや下手投げなどの相撲の技を披露しました=写真右­。また、ほがらか苑のスタッフが力士に対戦を挑み、会場は入居者らの笑いと歓声に包まれました。

この後、相撲甚句の披露や力士との交流、記念撮影がありました。交流では、朝興貴=写真下右=と朝上野が入所者一人一人と握手をしてまわり、また朝上野=写真下左=が入所者をお姫様抱っこなどをしました。力士と握手をし、涙を流している方もいました。最後に高砂部屋特製のちゃんこ鍋が振る舞われ、入所者らは「とてもおいしい」と笑顔を見せました。

力士の登場前には、「お相撲はいつもテレビで見ていて、大好き。今日を楽しみにしていました」と話す入所者(女性)もいました。また、力士と握手をした入所者(女性)は、「お相撲さんと握手したのは初めて。死ぬまで思い出になります」と話しました。

施設長の大内啓史さんは、「今日は、いつもと違ってみんないい顔をしている」「早く(番付が上に)あがって、テレビに映るようになったらみんな喜ぶと思います」と話していました。