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高砂部屋の力士が佐久市で「ゆうゆうビジット」

長野県佐久市の特別養護老人ホーム「佐久平愛の郷」を大相撲高砂部屋の力士が1月27日訪問し、入所者ら約150人と交流しました。

訪問したのは序二段の朝ノ島(24)=写真右=と朝興貴(23)=写真左下、かつて一ノ矢の四股名(しこな)で活躍したマネージャーの松田哲博さんの3人。
力士2人がつっぱりや下手投げなどの相撲の技を披露すると、目の前で見る、迫力満点の技に入所者から歓声があがりました。

愛の郷の職員が力士2人に対戦を挑むと、会場の盛り上がりは最高潮に。こぶしを握りしめながら応援する入所者もいました。

そのほか、相撲甚句の披露や力士との交流、記念撮影とプログラムは続き、最後に高砂部屋特製のちゃんこ鍋が振る舞われました。力士と握手をし、涙を流している方もいました。

ホーム長の青柳やよいさん(62)は「ご利用者の皆さんの顔が、会が始まる前よりも、自分の部屋に帰る時の方がすごく良くなっていました。利用者も職員も元気をもらいました」と話していました。
また、力士との対戦を挑み、お姫様抱っこで土俵の外に出された入所者の上原ツタエさん(76)は「お相撲さんを近くで見るのは初めて。大きくて力があった」と笑顔を見せました。