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「朝日のあたる家」1周年記念式を開催

陸前高田市米崎町の「朝日のあたる家」で23日、開設1周年記念式を行いました。

「朝日のあたる家」は朝日新聞厚生文化事業団の東日本大震災救援事業への寄付で、2013年2月に地域交流施設として開設されました。NPO法人「福祉フォーラム・東北」(新田国夫会長)のスタッフが運営し、心と体の健康、認知症、介護などの相談室のほか、「認知症カフェ」やグリーフケアのための「子どもの集い」、講演会やコンサートなど、さまざまな催しを開いてきました。学校帰りに、子どもたちが気軽に立ち寄ってくれることもあり、この1年で、子どもから高齢者まで延べ4,000人の仮設住宅の住民らに利用していただきました。

記念式には、利用してくだった住民と関係者ら約150人が出席。戸羽太・陸前高田市長から「これからもみんなが寄り添える場所、仲間意識を持って集える場所であってほしい」とご挨拶をいただきました。当事業団の池内文雄理事長が「ご支援いただいている多くのみなさんに感謝します。このような場所は、利用してくださる方々によってよくなっていきます。これからも朝日のあたる家を使い倒してください」と地域の方々に感謝の気持ちと今後の期待を述べました。

その後、利用している住民らが高田音頭や気仙甚句などの歌や踊りを披露し、手作りの料理でにぎやかに1周年を祝いました。