~支え合う安心社会の実現に向けて~
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朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 自閉症カンファレンス NIPPON 2013(終了しました)

講演会

自閉症カンファレンス NIPPON 2013(終了しました)

今年も、国内最大、最高の自閉症(ASD)支援のための専門会議に

自閉症(ASD)を正しく理解し、世界でもっとも優れた支援のスピリッツを共有するための「自閉症カンファレンスNIPPON」。日本全国から多くの参加者を集め、12年目の今年も、国内最大、最高の会議を目指します。

「自閉症スペクトラム障害(ASD)」。診断の指針が変わる

世界各国で利用されている米国精神医学会の診断の手引きが改訂され、アスペルガー症候群を含む自閉症の診断の指針に、大きな変更が加えられました。
「自閉症スペクトラム障害(ASD)」。その意味するところをいま一度整理し、これまでと変わらず、ぶれることのない支援について確認します。

支援のスピリッツを「実践」から

自閉症カンファレンスの主要プログラムとも言える日本全国からの実践報告。今回も全国から数々の最新の実践報告が集まります。好評の初心者のための入門編の解説講座も充実。暑い夏の熱い2日間、自閉症(ASD)支援のスピリッツは、早稲田から発信します。

自閉症(ASD)フェスティバル 新たな一歩へ

全国の多くの関係者から注目される「自閉症カンファレンスNIPPON」。自閉症(ASD)を正しく知る場として、情報収集や交換の場として、そして支援のフィロソフィーを学ぶ場として、今年も新たな一歩を刻みます。

※ 終了しました
とき 2013 年8 月24 日(土)~25 日(日)
ところ 早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館
対象 自閉症の療育に関係する親、教師、専門家など
定員 1,000 人
参加費 12,000 円

開催にあたって

今年の5月、米国精神医学会が発行する診断の指針DSMが十数年ぶりに改訂されました。これまでの自閉症およびその周辺の発達障害の診断の枠組みが、大きく変更されることとなりました。しかし、私たちが学んできた自閉症(自閉症スペクトラム障害=ASD)の人たちへの支援について、その根本的な考え方や方法論に変化をもたらすものではなく、むしろこれまでの考え方や方法論が、どれほど基本的で先進的であったかということを証明し、裏付けしてくれるものとなっているように思います。

今回の自閉症カンファレンスNIPPONは、TEACCHプログラムを通した自閉症の人たちへの支援の確かさについて、改めて確認できる会となるのではないかと思っております。

また、突然喜ばしい報せが同じ5月に届きました。TEACCHプログラムの創始者エリック・ショプラー教授を長年サポートし、自らも2代目ディレクターとしてTEACCHプログラムを世界的なプログラムとして育て上げた功労者であるゲーリー・メジボフ/ノースカロライナ大学教授に、2010年に私自身がいただいた「エリック・ショプラー生涯記念顕彰」が授与されるというものでした。言うまでもなくゲーリー・メジボフ教授は、この自閉症カンファレンスNIPPONに毎年ご出席くださるのをはじめ、日本各地でのセミナーや講演会などを通じて、私たちに多くの学びを与えてくださいました。今回の自閉症カンファレンスは、私たちにとっても喜ばしい、そして記念すべき会議となりました。

今年も、自閉症カンファレンスNIPPONへのみなさまのご参集を、心よりお待ち申し上げます。

川崎医療福祉大学特任教授 佐々木正美

プログラム

8月24日(土)

9:00 受付  
9:30 開会  
9:45 『開会宣言』
○佐々木正美 川崎医療福祉大学特任教授
 
10:00 『自閉症とASD-あたらしい診断の指針』
~何が変わるのか? 何が変わらないのか?~
○ゲーリー・メジボフ ノースカロライナ大学教授
○内山登紀夫 福島大学大学院教授 ほか
 
12:00 昼食 サブプログラム
『ポスターセッション』
『コミュニケーション機器ルーム』
『医療ルーム』
※2日目15:00までの常設プログラムです。
13:15 『自閉症(ASD)支援に最もたいせつなこと①』
~ Dr.ゲーリー・メジボフの「マントラ」~
○ゲーリー・メジボフ
入門解説講座『基礎からの構造化』
14:45 休憩  
15:00 『自閉症(ASD)支援に最もたいせつなこと②』
~ Dr.ゲーリー・メジボフの「マントラ」~
○ゲーリー・メジボフ
『医療サポートセミナー』
DVD シアター
『自閉症の人が求める支援~構造化』
16:30    
17:00 交流パーティー 【大隈ガーデン】  
19:00    

8月25日(日)

9:00 受付  
9:30 『教育と就労と自閉症(ASD)のもんだい』
~高等教育を通過した人が今、就労で困っている~
分科会『実践報告』
1.U10(学齢前期)
2.U17(学齢後期)
3.O18(青年・成人期)
12:00 昼食 昼食
13:00 『自閉症の人たちと出会って』
~ Dr. 佐々木正美と自閉症~
○佐々木正美
入門解説講座『基礎からの評価と自立課題』
DVD シアター『自閉症の人が見ている世界』
14:30 休憩  
14:45 『TEACCHプログラム・コアバリュー2013』
○ゲーリー・メジボフ
 
16:15    

プログラムは都合により内容を変更する場合があります。

メインプログラム

『自閉症とASD―あたらしい診断の指針~何が変わるのか?何が変わらないのか?』
―アスペルガー症候群の診断名がなくなる?―米国精神医学会の診断の指針が改訂され(DSM5)、当事者や家族、現場関係者に波紋を広げています。新たに自閉症スペクトラム障害(ASD)と定義された診断の指針について解説し、変わらぬ正しい理解と支援の姿勢について整理します。
『自閉症(ASD)支援に最もたいせつなこと~ Dr.ゲーリー・メジボフのマントラ』
マントラ―(信念・モットー)。自閉症(ASD)の人たちへの支援に関わって40年。いまや世界のスタンダードとしてTEACCHプログラムを伝え広めてきたゲーリー・メジボフ教授が、その信念を「最もたいせつなこと」としてまとめました。TEACCHプログラムの神髄を、Dr.ゲーリー・メジボフのマントラから学びます。
『教育と就労と自閉症(ASD)のもんだい』
高等教育を修了するまで生きにくさを実感したことのない人が、今、就労で困っています。「教育から就労への連携」と言われますが、現場では実際にどういうことが起こっているのでしょうか。自閉症(ASD)の人の「教育と就労」について、そこにある「もんだい」を考えます。
『自閉症の人たちと出会って~ Dr.佐々木正美と自閉症』
私たちは長年、Dr.佐々木正美に「自閉症」について多くを学んできました。そしてDr.佐々木正美は、多くの教え子を国内外に排出し、いまも日本の自閉症(ASD)の人たちへの支援を前進させる原動力であり続けます。改めてそのDr.佐々木正美の信念・マントラから学びます。
『TEACCHプログラム・コアバリュー 2013』
自閉症(ASD)の人たちを支援するものとして大切にしたいこと(コアバリュー)。ゲーリー・メジボフ教授の解説で今年も確認をします。

実践報告分科会

2日目午前の実践報告は、3つの年代別に全国から集まる各分科会5人によるセッションで構成されています。各発表濃密な20分を、ご興味と関心に合わせてご参加ください。各分科会の選択と移動は自由です。

U10=Under 10 years old
おおむね10歳以下の学齢前期の子どもたちへの、親、学校、療育機関などの実践・サービスの報告です。
U17=Under 17 years old
17歳までの学齢後期の年代に対する実践とサービスです。教室での構造化や地域活動などの報告です。
O18=Over 18 years old
18歳以上、青年・成人期以降の実践とサービスです。就労支援、通所施設などさまざまなサービスの実践報告です。

入門解説講座

『基礎からの構造化』『基礎からの評価と自立課題』
自閉症の人たちへの支援の有力な戦略のひとつ構造化。「実践するための入門編をぜひ」の声におこたえして、今年も自閉症カンファレンスNIPPON実行委員が基本的な考え方を分かりやすく解説する予定です。
1日目午後 「構造化」
「構造化」の基礎について分かりやすく解説します。
2日目午後 「評価と自立課題」
支援のすべての基本となる「評価」について解説し、「自立課題」のつくり方を学びます。

サブプログラム

『医療サポートセミナー』
自閉症(ASD)の人たちが医療機関を利用する際、少しの工夫によって、よりスムーズに受診や通院ができるようになるさまざまな支援があります。現場で行われている実際の支援や利用者の声を通じて、医療現場でのサポートを通して、社会生活での配慮について考えます。
『DVDシアター』
大好評のDVD「自閉症の人が見ている世界」に引き続き制作中(8月末発刊予定)の、「自閉症の人が求める支援~構造化」を紹介します。「学習スタイル」に合わせた支援の具体的な方法が学べる最新の映像を、カンファレンス会場限定で。「自閉症の人が見ている世界」も上映予定です。
『コミュニケーション機器ルーム』
自閉症の人たちのコミュニケーションをサポートする機器の展示とデモンストレーションを。実際に見て、触れてみてください。
『ポスターセッション』
日頃の実践やアイデアをポスターで発表。全国各地の活動がビジュアルに報告されます。
『医療ルーム』
自閉症の人たちが医療機関を受診する際に役に立つサポートの数々を医療の側からご紹介します。

各プログラムは、都合により内容・時間帯などを変更する場合があります。

ポスターセッション参加者・団体を募集します

自閉症カンファレンスで、日ごろの自閉症の人たちへの支援の実践を発表してみませんか。TEACCH プログラムを参考にした活動をみなさんにシェアしたい。実践を発表したい!という方や団体、グループなどがポスターを使って発表するポスターセッションへの参加を募集します。お申し込みは主催事務局へご連絡ください。

主催事務局 朝日新聞厚生文化事業団
tel.03-5540-7446
E-mail : autism@asahi-welfare.or.jp

参加申し込みについて

記URLへアクセス頂き、画面の案内に沿ってご登録ください。また、FAXで参加申し込みの方は参加申込書に必要事項をご記入の上、送信してください。

https://biz.knt.co.jp/tour/acn2013

交流パーティーについて

8月24日(土)17時00分(予定)から講師や参加者親睦のための交流パーティーを予定しています。参加ご希望の方は、お申し込みください。交流パーティー参加費 4,500円が別途必要です。なお定員制ですので、お申し込み状況によりご希望に添えない場合があります。

昼食(弁当)の申し込みについて

会場にてお弁当をご用意します。事前に申し込みが必要です。8月24日および25日の昼食の申し込みをされる方はお申し込みください。周辺に食堂・レストラン等は少なく、学校の夏休み期間中のため大部分が「お休み」です。お弁当をお薦めします。お弁当は1個1,000円(お茶つき・税込み)です。

会場のご案内

早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館 東京都新宿区西早稲田1-6-1
JR山手線・高田馬場駅より徒歩20分 地下鉄東西線・早稲田駅3b出口より徒歩5分
都バス・高田馬場駅̶早大正門まで10分

早稲田大学構内図(早稲田キャンパス)

費用のお支払い

お支払い方法は申し込み後、銀行振込でお願いいたします。
webでのお申し込み・・・・・web記載の口座にお振り込みください。
FAXでのお申し込み・・・・・お支払い方法に関わらず、随時予約確認書兼請求のご案内をお送りします。請求書に明記された期日までにご入金ください。

お取消料について

お申し込みの後、ご都合により取り消される場合は、次の取消料を申し受けます。なお、本会参加費は返金いたしませんのでご了承ください。

交流パーティー
宿泊(ホテル)
14日前~8日前 7日前~2日前 宿泊前日 宿泊当日および不泊
20% 30% 40% 100%
弁当 5日前 2日前 前日 当日
無料 20% 50% 100%

申し込み締め切り

定員になり次第締め切ります。

申し込み

※ 終了しました

近畿日本ツーリスト(株)トラベルサービスセンター東日本
〒130-0022 東京都墨田区江東橋3-4-2
『自閉症カンファレンスNIPPON』係
tourdesk20@or.knt.co.jp
TEL:0570-064-205 FAX:03-6730-3230
営業時間(月)~(金) 10:00~17:00 ※土・日・祝日はお休み

主催事務局

朝日新聞厚生文化事業団
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL03-5540-7446 FAX03-5565-1643

宿泊申し込みについて

宿泊ご希望の方は、ご案内参照の上、宿泊日、ホテル名、部屋のタイプを選択してください。なお、ツインをご希望の場合は、必ず同室者のお名前をお書きください。

ホテル名 8/23(金) 8/24(土)
シングル ツイン シングル ツイン
リーガロイヤルホテル東京
●東西線「高田馬場」駅徒歩7分
¥20,200 ¥13,600 ¥20,200 ¥13,600
ホテルサンルート高田馬場
●JR/東西線「高田馬場」駅徒歩1分
¥10,500 ¥9,500 ¥11,000 ¥10,000
西鉄イン日本橋
●地下鉄日比谷線「人形町」駅A5出口徒歩3分
¥8,000   ¥9,000  
  • 東京都内は、学会・出張等の関係で宿泊が大変混み合いますので、お早めにお申込み下さい。
  • 上記代金には、弊社手続き手数料が含まれております。
  • 別紙お申込書にはコース番号をご記入下さい。また必ず第2希望まで記入をお願いします。
  • ホテルチェックインに関しては、当日フロントにてお名前をホテル係員にお名前をお伝えください。
    (事前に宿泊クーポン等はお送りしませんので予めご了承下さい)