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朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 「初めて海に入ったよ!」 福岡で子どもの療育キャンプ

これまでの活動

「初めて海に入ったよ!」
福岡で子どもの療育キャンプ

在宅肢体不自由児を対象とした「海の療育キャンプ」が今年も8月17、18の両日、福岡県宗像市神湊の県立少年自然の家「玄海の家」で開かれました。

参加したのは、福岡県内在住の小学校3年から高校3年までの男女17人。ボッチャ体験やスイカ割り、キャンプファイヤーなど様々なプログラムが準備されましたが、子どもたちの一番の楽しみは、やはり海水浴です。

今夏の福岡は連日のように猛暑が続き、天候が良すぎる点を心配していました。幸い、海水浴を予定していた初日午後は厳しい暑さも和らいで、比較的過ごしやすい曇り空となりました。水着に着替えた子どもたちは指導員や学生ボランティアらのサポートを受けながら、念願の海へ。打ち寄せる波に、あちこちで笑顔と歓声がはじけました。海の中に入って慣れてくると学生と水遊びをしたり、浮輪を使ってぷかぷかと横になったり。「初めて海に入ったよ!」「気持ちいい」と喜んで話す子どももいました。 

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海水浴を楽しむ参加者たち=福岡県宗像市新湊

このキャンプは福岡県と福岡県肢体不自由児協会が主催し、今年で71回目。当事業団も1956年の第1回から共催者として長く関わっています。事故なく安全に開催できるよう、医師・看護師・消防士ら専門職の方々の参加協力もお願いしています。筑後市消防本部の5人の消防士は、車いすの子どもを抱きかかえて施設から海岸へ何度も往復するなど、頼もしい働きでした。

また、行事に欠かせない子どもたちの「お兄さん」「お姉さん」役として、中村学園大、福岡県立大、福岡大、九州産業大、九州女子大、福岡教育大の6大学約40人の学生ボランティアが2日間、寝食を共にしました。

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夜のキャンプファイヤーの様子=福岡県宗像市新湊、県肢体不自由児協会提供

長い歴史を誇る「海の療育キャンプ」。運営スタッフの指導員の中には、大学生のときにボランティアとして初めて参加し、その後、特別支援学校の教職員になって約40年にわたってずっと参加してくださっている方もいます。

「子どもたちに素晴らしい夏の思い出を作ってほしい」。一人ひとりの思いがこのキャンプを支えています。