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「こども」の未来に灯りを 興福寺がポストカード募金
奈良市の世界遺産・興福寺が、「国宝天燈鬼(てんとうき)・龍燈鬼(りゅうとうき)立像」のポストカードの売り上げを、当事業団の「こども応援金」事業にご寄付してくださることになり、境内の一角にある国宝館に募金箱が設けられました。100円以上でポストカード1枚をお渡しする方式です。
当事業団の「こども応援金」は、貧困や虐待、親や家族の病気・障がいなどの困難に直面するこどもたちに、夢をあきらめないよう、給付型の奨学金を贈るものです。興福寺は事業の趣旨にご賛同していただき、昨年も国宝阿修羅像のピンバッチの売り上げをご寄付いただきました。今回も、「天燈鬼・龍燈鬼の燈籠が仏前を照らすように、こどもたちの未来に希望の灯りをともしたい」と協力を申し出ていただきました。
興福寺の境内では約120年ぶりとなる国宝五重塔の大規模修理工事が始まっていますが、阿修羅像や天燈鬼・龍燈鬼立像をはじめとする多くの寺宝を安置する国宝館は連日、外国人旅行者を含む多くの見学者が拝観に訪れています。秋の奈良にお越しの際には、ぜひ興福寺に立ち寄ってこのポストカード募金にご協力下さいますようお願いします。
問い合わせは興福寺国宝館(0742・22・5370)へ。