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これまでの活動

車いすツインバスケ、5チームが熊本に集う

第33回九州車いすツインバスケットボール選手権大会が1月18、19の両日、熊本保健科学大学(熊本市北区)の新アリーナで開かれました。この車いすツインバスケは、パラスポーツの花形競技として近年注目を集める通常の車いすバスケとは異なり、下半身だけでなく上半身に重い障害がある人も活躍できるように、正規のゴール(高さ3・05メートル)と低いゴール(高さ1・2メートル)の二つを設置しているのが最大の特徴です。さらに低いゴールの周囲には3・6メートルの円もあり、障害の程度に応じてそれぞれシュートできる場所が異なります。

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毎年12月頃に開催している「朝日九州車いすバスケットボール選手権大会」と同様、九州車いすバスケットボール連盟が中心になって九州各地で開かれ、事業団が共催してきました。ただ、コロナ禍が広がった2020年度以降、ツインバスケの練習を見合わせるチームが増えた影響で、本大会は休止が続き、なかなか再開できませんでした。ようやく昨年度から少しずつ活動が戻り、久々となった今大会には福岡、長崎、大分、熊本の4県の計5チームが参加しました。

通常の車いすバスケと比べると、スピードはゆっくりで、手や腕にも障害がある分、鮮やかなシュートや華麗なパス回しは容易ではありませんが、車いすで懸命にコートを駆けてボールを追う選手に対し、会場からは温かい拍手と声援が送られていました。

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実力のあるチーム同士の対戦となった決勝は、博多パトラッシュ(福岡)が42―22でマウゴッツ(熊本)を破り、優勝しました。 決勝以外の結果は次の通りです。

3位決定戦 太陽の家ブレイカーズ(大分) 86―6 太陽の家アポロンズ(大分)
2回戦 マウゴッツ(熊本) 86―0 太陽の家アポロンズ(大分)
博多パトラッシュ(福岡) 68―28 太陽の家ブレイカーズ(大分)
1回戦 博多パトラッシュ(福岡) 57―6 長崎シャドウナイツ(長崎)