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地域共生社会づくりに認知症マフを活かすセミナー
認知症マフは、認知症特有の症状から手元に不安を感じる人が触れたり手を通したりして落ち着けるように、さまざまな飾りを縫い付けた円筒型のニット小物です。イギリスなど海外の高齢者施設や医療機関でも使われており、英語ではTwiddle Muff(トゥイドルマフ)と呼ばれています。
朝日新聞厚生文化事業団が2018年度に開始した認知症マフの普及啓発活動は、全国のみなさまの共感を得て広がり、認知症マフをツールにコミュニティを活性化する取り組みが増えてきています。認知症がある人もない人も自分らしく安心して暮らし続けられる地域づくりのために、地域包括ケアシステムに立脚した認知症マフ活用の考え方や各地の取り組みを紹介するセミナーを開催します。
ゲスト講師には若年性認知症の当事者であるフォトグラファー・下坂厚さんをお迎えし、暮らしの中での気づきや社会との関わりから感じる課題などをお話しいただきます。ぜひご参加ください。
※マフを制作する時間は設けませんので予めご了承ください。
概要
日時 | 2025年2月20日(木)13:30~16:30 開場13:00 |
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場所 | 朝日新聞大阪本社アサコムホール (大阪市北区中之島2-3-18フェスティバルタワーイースト12階) |
参加費 | 無料 |
定員 | 100人(先着順) |
申し込み期間 | 2024年12月23日(月)正午以降、申し込みフォームから。定員になり次第締め切り。 |
プログラム
時間 | 内容 |
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13:30~13:35 | ごあいさつ |
13:35~14:20 | 認知症マフの概要、各地の取り組み紹介 朝日新聞厚生文化事業団・森田英枝 |
14:20~14:35 | 取り組み紹介① ボランティアと専門職が認知症マフでつくる西谷地区の人々の交わり 兵庫県宝塚市西谷地域包括支援センター・藤野智誉子さん |
14:35~14:45 | 休憩 |
14:45~15:30 | 取り組み紹介② 地域共生社会実現に向けた取り組み、Twiddle Muffが果たす役割 筑波大学医学医療系准教授・目麻里子さん |
15:30~16:20 | トークセッション 認知症当事者の声を聞くためのヒントー誰もが地域で心豊かに暮らすためにー 下坂厚さん×目麻里子さん |
16:20~16:30 | 質疑応答 終了 |
展示コーナー
各地の取り組みを写真や手作りのマフなどでご紹介します。
ゲスト講師(ご登壇順)
藤野 智誉子 (ふじの ちよこ)さん
社会福祉士、精神保健福祉士、認知症ケア専門士。2017年から兵庫県内の包括で福祉に従事。2020年9月から現職。
目 麻里子 (さっか まりこ)さん
2017年に博士(保健学)を取得。介護離職防止支援やケアの質評価等、認知症のある人とその家族の支援に関する研究に従事し、2022年11月より現職。
下坂 厚 (しもさか あつし)さん
1973年6月生まれ。大手鮮魚店で勤務の後、友人と会社を立ち上げる。46歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断を受ける。病気が発覚後、絶望を感じ仲間に迷惑をかけたくない思いから会社を退職。認知症初期集中支援チームを通じて西院デイサービスを紹介され、ケアワーカーとして正職員で勤務。現在は、業務委託に働き方を変え、同法人本部で写真のスキルを活かして広報を担当。写真家として、認知症当事者としての活動をメインに活躍中。
お申込み
12月23日(月)正午から2月17日(月)17時までの間に、お一人ずつ下記「お申し込みフォームボタン」をクリックしてお申し込みください。定員になり次第受け付けを終了します。
お申し込みフォーム
※ 外部サイトに遷移します。
お問い合わせ
朝日新聞厚生文化事業団大阪事務所
TEL:070-3349-4847(平日10時~18時)
メール:aswo-osaka★asahi.com
※メールは「★」記号を「@」に置き換えて送信ください。
主催
朝日新聞厚生文化事業団