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将来の選択を広げよう！
進学応援金応援生が児童養護施設を訪問しました。
進学情報シェアチーム 大学1年 じゅり
2023年8月17日(木)に、社会的養護を良くする活動「ぴあ活動」の進学情報シェアチームのメンバーが、福岡県北九州市の児童養護施設を訪問し、セミナーを開きました。
「進学」や「奨学金」についての内容で、現地の施設で暮らす中高生や児童養護施設の職員、里親などの大人の方々と話し合いを行いました。
参加したチームメンバーは「進学について経験したことを、相手にわかりやすく話すこと」や「コミュニケーションを通じて、今中高生たちが抱えている悩みや不安を聴き、少しでも力になる」という目標を作り参加しました。
当日は、応援生の進学体験談の発表や奨学金アドバイザーとして活躍されている久米忠史さんの奨学金講座、参加者とのグループワークなどを行いました。
「進学体験談」では、「進学において苦労したこと」、「奨学金をどのように見つけたか」、「進学のメリット」などのテーマに沿って話をしました。
メンバーの一人ひとりが進学体験などの様々な思いを語り、参加した中高生や大人の方もとても前向きに聞いてくれていました。
そして「グループワーク」では、直接中高生からの質問などを聞くことができました。
その中で、このような活動がもっと広がれば、「進学をしたい」と思っているたくさんの中高生の力になれると改めて実感することができました。
短い時間でしたが、私たちにとっても、とても有意義なものになりました。
今回参加したチームメンバーから中高生へのメッセージを掲載いたします。
チームメンバーからのメッセージ
- セミナーに参加してくださりありがとうございました！皆さんのおかげで素晴らしいセミナーにすることができました。私たちもこのセミナーを通して、現在の社会的養護の現状や社会的養護で暮らす中高生・そこに関わる大人の方々の思いを認識することができました。これからもこの活動を通して、社会的養護で暮らす子どもたちの夢や希望を後押しできるように頑張ります！今回のセミナーが皆さんにとって少しでも進学をポジティブに捉えることができるきっかけになれば嬉しいです。
- 今回のセミナーが皆さんにとって役立つような内容になっていたら嬉しく思います。
進学、そしてその先の夢を叶える助けになる奨学金がたくさんあることを知ることができたと思います。ぜひその奨学金を利用して夢を叶えてほしいと思っています。そして、皆さんを助けてくれる人や仲間は沢山います。そのことを忘れず、苦しい時は周りに頼ってください。きっと助けてくれます。いつか、皆さんと一緒にぴあ活動を行えたらうれしいです。 - まだ将来の進路が決まっていない中高生もいると思いますが、少しでも今回のセミナーが進路を決める際に参考になれば幸いです。中高生の皆さんが選んだ進路に進めるように応援しています。
- 奨学金の知識や未来への明るい感情が増えていたら良いなと思います！自立というのは想像がつかないと思いますが、沢山考えて、大人とのコミュニケーションを大切にしてください！大体のことはきっと何とかなります！一緒に頑張りましょう！
- 中高生に伝えたいのは、進学への願望が芽生えたなら、どんな状況にあっても諦めずに前進する方法を見つけてほしいということです。困難が立ちはだかるかもしれませんが、その困難を克服するために私たちの発信する情報があります。皆さんが進学を諦めず、奨学金を上手く利用し、自分のためになると信じています。
- チームとしては初めてのセミナー活動だったので、うまく段取りがいかないところもありましたが、皆様の温かいご支援や積極的な参加により無事に福岡セミナーを全員で成し遂げることができました。反省点も見つけることができたので、それらを生かして次回以降のより良いセミナー作りに努めていきます。ぜひ周りの方にぴあ活動のこと、進学情報のことをシェアしてください。
- みなさんは、一人ではありません。絶対に仲間はいます。また、誰かに夢を笑われても、自分で自分の夢を笑わないでください。自分の夢に誇りをもってください。まだ先の未来だと思いますが意外と近い未来です。希望を持っていきましょう。