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これまでの活動

子どもの立場ピアサポートフォーラム
第1回ワークショップ「自分を大切にする。って何?」を開催しました

全国各地で活動をしている、障害のある親に育てられた子どもの立場のピアサポートグループ、ヤングケアラーのグループの運営に関わる人を対象にした「子どもの立場ピアサポートフォーラム」第1回ワークショップ「自分を大切にする。って何?」を、7月23日にオンラインで開催しました。全国各地でピアサポートグループに関わる人等、14人が参加しました。

当フォーラムは、グループ運営に携わる人がお互いに経験を共有し、団体を超えて支え合う場を作っていきたい、という思いで、精神疾患の親をもつ子どもの会・こどもぴあ、聴覚障害のある親をもつ聞こえる子どもの自助グループであるコーダえん、現役または元ヤングケアラー、若者ケアラー等が集まってできたNPO法人ふうせんの会とともに、企画、運営をしています。

今回のワークショップでは、まず、「そもそも自分って、何だろう?」をテーマに、コーダえんの村下初海さんとこどもぴあの坂本拓さんから話題提供を行いました。

そして「自分を大切にする。って何?」をメインテーマに、参加者自身の中にわきおこってきた、検討したいと思うことや、解決したい課題などを、参加者が提示し、似た気持ちを抱えた者同士で小グループをつくり、思いを語り合いました。

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参加者からは、「一人一人が率直に自分の思いを言えているのが良かった。日頃の活動とはいったん離れた所で、こうした何でも自分の事が言える場や時間が、グループの活動を継続する上で必要だと思った。」「実は無意識のうちに『自分を大切にしている』のでは?と思ったら、自分を変える必要はなく、このままの自分でいいのだな、と思え、気持ちが楽になった。」などの声が寄せられました。

朝日新聞厚生文化事業団では、今後も、障害のある親やきょうだいをもつ当事者のグループ、家族の介護を担うヤングケアラーのグループの、団体をこえた緩やかなつながりをつくっていき、ピアサポートグループの継続を応援します。