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車いすバスケ国際大会、別府で5チームが熱戦

アジア地域の車いすバスケットボールの発展と交流を目的とした国際大会「中村裕杯アジアドリームカップ2023」(日本車いすバスケットボール連盟、大分県車いすバスケットボール振興協議会主催、朝日新聞社など後援)が7月15、16の両日、大分県別府市のべっぷアリーナで開かれました。タイ、フィリピン、台湾、日本代表、九州選抜の5チームが参加、闘志あるプレーを繰り広げました。

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この大会は、「日本パラリンピックの父」とされる地元出身の故・中村裕博士の功績をたたえ、4年に一度開催されています。当事業団も、大会事務局を務める九州車いすバスケットボール連盟と長年の交流があり、大会に協賛しました。

各チームが総当たりで対戦。巧みな車いすさばきや激しい接触、素早い攻守の切り替え、鮮やかなシュートなど、熱のこもったプレーが会場を沸かせました。最終的には日本代表が4戦全勝で優勝。タイも健闘して2位に入りました。以下、3位フィリピン、4位台湾、5位九州選抜の順でした。

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タイの中心選手として活躍したエーカシット・ジュムジャルーン選手(43)は15歳のとき交通事故で重い障害を負いました。しかし、車いすバスケの魅力に取り付かれ、これまで何度も大分の地を訪れてきたといいます。「私自身、若い頃から日本選手と対戦して多くのことを学んできました。大会はアジアの若い選手にとって貴重な機会になります」と笑顔で話してくれました。

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