~支え合う安心社会の実現に向けて~
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朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 精神疾患の親をもつ子どものための子ども版家族による家族学習会セミナー

最新のお知らせ

精神疾患の親をもつ子どものための子ども版家族による家族学習会セミナー

精神疾患のある親をもつ子どもの立場の方の「家族による家族学習会(以下、家族学習会)」の体験、そして主役となる「精神心疾患の親をもつ子ども」の体験談を聞くことができるセミナーです。子どもの立場に限らず、精神疾患を患った人の家族、周囲の人、支援者など、高校生以上なら、誰でも参加できます。今まで語られて来なかった子どもの立場の家族の声に耳を傾けてみませんか。

家族学習会とは

精神疾患を患った人の家族を「参加者」として迎え、同じ立場の家族が「担当者」としてチームで運営・実施する、小グループで行われる体系的なピアサポート・プログラムです。テキストを使って、疾患・治療・回復・対応の仕方などの正しい情報を学ぶとともに、家族自身の体験に基づいた知識や知恵を共有します。プログラムの目的は「家族が元気になること」です。

これまで「親」や「きょうだい」の立場の参加者がほとんどでしたが、数年前から東京で精神疾患の親をもつ子どもの方を対象にした、「子ども版家族による家族学習会」を開催しています。子どもの立場の方は、家族のことを誰にも話せず大人になった方が多くいらっしゃいます。親の病状に対する不安や戸惑い、絶望感、子どものころに受けた理不尽な過去の体験に蓋をしています。大人になっても、子どもの頃からの不安や絶望、生きづらさを抱えたままです。同じ立場の者同士が体験を語り合い、共感しあう場が必要です。

とき 2019年12月14日(土) 13:00~16:30
ところ TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前 交通アクセス
※【TKP札幌ビジネスセンター】とは別の会場ですのでご注意ください
出演者 子どもの立場(精神疾患の親をもつ子どもの会 こどもぴあ)
横山 惠子 さん(埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学)
対象 どなたでも参加していただけます。(高校生以上)
ただし、子どもの立場のグループワークには、他の立場の方はご参加いただけません。
参加費 無料
定員 60名程度

プログラム

時間 内容
13:00~13:30 受付
13:30~13:40 主催者挨拶(10分)
13:40~13:50 家族による家族学習会とは(10分)
13:50~14:35 精神疾患の親をもつ子どもによる体験談・家族による家族学習会に参加して得られたこと(15分程度×3名)
14:35~14:50 休憩(15分)
14:50~16:10 グループワーク(80 分)
小グループに分かれて、子どもの立場同士、お互いの体験を語り合います。聞くだけで、無理に話さなくても大丈夫です。
16:10~16:30 今後の連絡、アンケート(20 分)

※プログラムの内容・時間は変更になることがあります。

会場へのアクセス

TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前
(北海道札幌市中央区北4条西6丁目1毎日札幌会館 5階 マーガレット)

  • 札幌市営南北線 さっぽろ駅 10番出口 徒歩2分
  • JR函館本線 札幌駅 南口 徒歩5分
  • 札幌市営地下鉄 南北線 東豊線 東西線「大通駅」 徒歩11分

お申し込み

セミナーには、高校生以上の方なら、どなたでも参加していただけます。参加をご希望の方は、事前に以下のE-mailにてお申込みください。その際、氏名、立場(子ども、子ども以外の家族、支援者など)をお知らせください。子どもや家族以外の方は所属もお願いします。個人情報は本セミナーの運営以外の目的では使用しません。

「NPO法人 札家連」
E-mail:sakkaren-1975@ninus.ocn.ne.jp
TEL:011-596-8887 FAX:011-596-7374

※参加確認のメールを送らせていただきます。

お問い合わせ

「精神疾患の親をもつ子どもの会・こどもぴあ」
E-mail:kodomoftf@gmail.com

主催

精神疾患の親をもつ子どもの会(愛称・こどもぴあ)星の家こどもぴあ札幌(札家連加盟家族会)

共催

全国精神保健福祉会連合会、朝日新聞厚生文化事業団

後援

札家連地域精神保健福祉機構・コンボ