~支え合う安心社会の実現に向けて~
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朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 自閉症カンファレンス NIPPON 2016 (2016年8月20日(土)~8月21日(日))(募集は締切りました)

最新のお知らせ

自閉症カンファレンス NIPPON 2016 (2016年8月20日(土)~8月21日(日))(募集は締切りました)

※募集は締切りました。

今年も、国内最大、最高の自閉症(ASD)支援のための専門会議に

自閉症(ASD)を正しく理解し、世界でもっとも優れた支援のスピリッツを学ぶための「自閉症カンファレンスNIPPON」。今年も、日本全国から1,000人の参加者を集める国内最大、最高の会議を目指します。自閉症支援のための大切なコア・バリューと、時代に合わせて進化を遂げる先進のコア・バリューを、ぜひ共有してください。

「自閉症支援に新たな風を」から15年

「日本の自閉症支援に新たな風を」を合言葉に、親や教師、専門職をはじめ、すべての人に呼びかけスタートして15年目の夏。アメリカ・ノースカロライナのTEACCH創設者エリック・ショプラーが来日した当初から3年目にバトンを受け、以来、このカンファレンスのために尽力し続けるTEACCH部元部長ゲーリー・メジボフ教授が今年も来日します。

「質の高い地域社会生活の支援」を目指して

自閉症(ASD)の人たち一人ひとりのユニークなニーズにこたえるために、私たちは「質の高い地域社会生活の支援」を目指します。グループホームにはじまり、援助付き住居、アパートメント・家庭へのサービス、学校コンサルタントや就労支援など、多岐にわたる質の高いサービスを実践するノースカロライナの「GHA自閉症サポート」の代表・ドーン・アレンさんに、そのプログラムの実際を学びます。

「実践」から学ぶ支援の本質

日本全国の実践報告は、自閉症カンファレンスの主要プログラムのひとつ。今回も全国から数々の実践が集まります。テーマ別の分科会は、今年も充実した内容がそろっています。初心者のための入門解説編やポスターセッションなどもさらに充実。暑い夏の2日間、自閉症(ASD)支援の熱いスピリッツは、今年も東京・早稲田に。

とき 2016年8月20日(土)~21日(日)
ところ 早稲田大学 早稲田キャンパス 14 号館
対象 自閉症の療育に関係する親、教師、専門家など
定員 1,000 人
参加費 12,960 円(税込)

※募集は締切りました。

開催にあたって

自閉症の子ども、そしておとなの人たちが質の高い地域社会生活を送るために、私たちにできる支援の数々について分かち合い、共有し、さらに研鑚を重ねるための「自閉症カンファレンスNIPPON」が15年目の夏を迎えます。

米国ノースカロライナ州のTEACCHプログラムは、同州だけでなく全米、世界各国で自閉症の人々に対する包括的な支援で他に類を見ない成果をあげています。その積み重ねられた歴史が全世界の支援者はもちろん、ことに自閉症の本人や親からの共感の証しであることは、今やまぎれもない事実であります。

TEACCHプログラムに学ぶ本会の15年間は、まさにわが国における実践者による積み重ねと共感の歴史そのものでもあります。視覚支援や物理的構造化といった今や自閉症の人への支援で常識となっている理念と具体的方法論は、本会に参加した多くの方々が共有し国内各地で実践することによって、さらに多くの自閉症の本人や親の共感を広げてきたと言えるからです。

今回も、創始者のエリック・ショプラー教授を継ぎ、長年ノースカロライナ大TEACCH部の総責任者を務め、このカンファレンスに毎年参加いただいているゲーリー・メジボフ教授にお越しいただきます。加えてTEACCHの指導のもと、同州で自閉症の人の居住、教育、就労など、トータルな支援を提供するGHA自閉症サポートのディレクター、ドーン・アレンさんに参加いただきます。お二方から、自閉症の人たちの質の高い地域社会生活を実現する支援の実際についてお聞きする機会を得て、またさらにみなさんと新たな研鑚を積めることを心待ちにしております。もちろん国内各地の優れた実践の成果について、多くの仲間と共有できることは大きな喜びであり、楽しみであります。

今年も全国からの多くのみなさまのご参集をお待ち申し上げます。

川崎医療福祉大学客員教授 佐々木 正美

プログラム

8月20日(土)

9:00 受付  
9:30 開会
『開会宣言』
○佐々木 正美 川崎医療福祉大学客員教授
 
9:45 『自閉症の人のラーニングスタイル 2016』
○ゲーリー・メジボフ ノースカロライナ大学教授
12:00 昼食 サブプログラム
『ポスターセッション』
『コミュニケーション機器ルーム』
『医療ルーム』
※2日目15:00までの常設プログラム
13:15 『トータルな地域生活サポート』
○ドーン・アレン ノースカロライナGHA自閉症サポート
入門解説講座
『基礎からの構造化』
14:45   休憩
15:00   入門解説講座
『基礎からの評価と自立課題』
DVDシアター
『自閉症の人が求める支援~構造化』
15:45 休憩
16:00 『トータルな地域生活サポート』
○ゲーリー・メジボフ ノースカロライナ大学教授
16:30    
17:30 交流パーティー  
19:00    

8月21日(日)

9:00 受付 受付
9:30 『教育へのコンサルテーションと就労支援』
○ドーン・アレン
分科会
『実践報告』
1.「スケジュール」
2.「はじめての構造化」
3.「アクティビティー」
12:00 昼食 昼食
13:00 『地域での質の高い社会生活を目指して』
~日本各地の親の活動から学ぶ~
『医療サポートセミナー』
『コミュニケーションセミナー』
DVDシアター
『自閉症の人が見ている世界』
14:30 休憩  
14:45 『自閉症の人の支援でもっとも大切なこと』
~コアバリュー2016 ~
○ゲーリー・メジボフ
 
16:15    

プログラムは都合により内容を変更する場合があります。

メインプログラム

『自閉症の人のラーニングスタイル2016』
米国ノースカロライナ大学TEACCH自閉症プログラムの前最高責任者(ディレクター)ゲーリー・メジボフ教授が、自閉症支援で最も大切な基本の理解を解説します。
『トータルな地域生活サポート』
自閉症の人たちのニーズに合わせて、地域社会生活サービスを展開するDHA自閉症サポート代表ドーン・アレンさんが、その質の高いさまざまな支援内容を紹介します。
『教育へのコンサルテーションと就労支援』
TEACCHの指導を受け、居住プログラムへのサポートから端を発し、今や学校コンサルテーションや就労支援など社会生活全般に及ぶGHAのプログラムの実際を。
『地域での質の高い社会生活を目指して』
自閉症の人の質の高い地域での社会生活を実現するため、「わが子」にそして「地域」でできることを日本各地の親ごさんの実践から学び、考えます。
『自閉症の人の支援でもっとも大切なこと』
自閉症支援には、生涯を見通して、社会とどのようにかかわりを持つかの視点が必要です。支援する側に何が大切か。スピリッツの神髄をゲーリー・メジボフ教授から。

分科会

2日目午前の分科会は、3つのテーマに分けて、全国からの各5人による実践発表があります。各分科会の選択と移動は自由です。

「スケジュール」
「時間割」や「日課」ではない、個別のスケジュール。一人ひとりを個別化して一人ひとりに合わせる「スケジュール」は、支援の基本です。
「はじめての構造化」
支援の基本に立ち返ります。正しく一人の人を評価し、正しい支援に結び付ける。その最も大切なツールである「構造化」。
「アクティビティー」
学校の教室で、家庭の中で、福祉や就労の現場で、あるいはレジャー(余暇活動)で。さまざまな場面での具体的な支援の実践を。

入門解説講座

自閉症の人たちへの支援の有力な戦略のひとつ構造化。「実践するための入門編を」の声におこたえして、今年も自閉症カンファレンスNIPPON実行委員が基本的な考え方を分かりやすく解説します。

1日目午後 「基礎からの構造化」
「構造化」の基礎について分かりやすく解説します。
1日目午後 「基礎からの評価と自立課題」
支援のすべての基本となる「評価」について解説し、「自立課題」のつくり方を学びます。

サブプログラム

『ポスターセッション』
日頃の実践やアイデアをポスターで発表。全国各地の活動がビジュアルに報告されます。
『コミュニケーション機器ルーム』
自閉症の人たちのコミュニケーションをサポートする機器の展示とデモンストレーションを。実際に見て、触れてみてください。
『医療ルーム』
自閉症の人たちが医療機関を受診する際に役に立つサポートの数々を医療の側からご紹介します。
『書籍コーナー』
自閉症をはじめ、発達障害などに関する数多くの書籍が一同に。内容を実際に確かめてお求めいただけます。

その他にも魅力的なプログラムを用意しています。

各プログラムは、都合により内容・時間帯などを変更する場合があります。

ポスターセッション参加者・団体を募集します

TEACCH プログラムを参考にした活動をみなさんにシェアしたい。実践を発表したい!という方や団体、グループなどのポスターセッションへの参加を募集します。毎年、多くの発表でサブスペースは盛り上がります。
お申し込みは主催事務局へご連絡ください。

主催事務局 朝日新聞厚生文化事業団
tel.03-5540-7446
E-mail : autism@asahi-welfare.or.jp

参加申し込みについて

下記フォームへアクセス頂き、画面の案内に沿ってご登録ください。また、FAXで参加申し込みの方は参加申込書に必要事項をご記入の上、送信してください。

※募集は締切りました。

交流パーティーについて

8月20日(土)17時30分(予定)から講師や参加者親睦のための交流パーティーを予定しています。会場:ホテルグランドヒル市ヶ谷(JR・地下鉄「市ヶ谷」徒歩3分)参加ご希望の方は、お申し込みください。交流パーティー参加費 7,500円(税込)が別途必要です。なお定員制ですので、お申し込み状況によりご希望に添えない場合があります。

昼食(弁当)の申し込みについて

会場にてお弁当をご用意します。事前に申し込みが必要です。8月20日および21日のお弁当が必要な方はお申し込みください。周辺に食堂・レストラン等は少なく、学校の夏休み期間中のため大部分が「お休み」です。お弁当をお薦めします。お弁当は1個1,080円(お茶つき・税込)です。

宿泊申し込みについて

宿泊ご希望の方は、ご案内参照の上、宿泊日、ホテル名、部屋のタイプを選択してください。
なお、ツインをご希望の場合は、必ず同室者のお名前をお書きください。

会場のご案内

早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館 東京都新宿区西早稲田1-6-1
JR山手線・高田馬場駅より徒歩20分 地下鉄東西線・早稲田駅3b出口より徒歩5分
都バス・高田馬場駅̶早大正門まで10分
東京駅からは
JR 中央線で御茶ノ水駅、総武線(各停)に乗り換えて飯田橋駅へ行き、地下鉄東西線に乗り換えて早稲田駅。
新宿駅からは
JR 山手線で高田馬場駅、地下鉄東西線で早稲田駅、または高田馬場駅からバス利用で早大正門。

早稲田大学構内図(早稲田キャンパス)

費用のお支払い

お支払い方法は申し込み後、銀行振込でお願いいたします。
webでのお申し込み・・・・・web記載の口座にお振り込みください。
FAXでのお申し込み・・・・・お支払い方法に関わらず、随時予約確認書兼請求のご案内をお送りします。請求書に明記された期日までにご入金ください。

お取消料について

お申し込みの後、ご都合により取り消される場合は、次の取消料を申し受けます。
なお、本会参加費は返金いたしませんのでご了承ください。

交流パーティー
宿泊(ホテル)
14日前~8日前 7日前~2日前 宿泊前日 宿泊当日および不泊
20% 30% 40% 100%
弁当 5日前 2日前 前日 当日
無料 20% 50% 100%

申し込み締め切り

定員になり次第締め切ります。

申し込み

近畿日本ツーリスト(株)トラベルサービスセンター東日本
「自閉症カンファレンスNIPPON」係
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-14-24 西新宿KFビル3F
tourdesk149@or.knt.co.jp
TEL:0570-064-205 FAX:03-6730-3230
営業時間(月)~(金) 10:00~17:00 ※土・日・祝日はお休み

※募集は締切りました。

主催事務局

朝日新聞厚生文化事業団
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL03-5540-7446 FAX03-5565-1643

主催/自閉症カンファレンスNIPPON 実行委員会・朝日新聞厚生文化事業団
後援/厚生労働省・文部科学省・日本自閉症協会・日本知的障害者福祉協会(予定)

宿泊ホテルと宿泊料金のご案内

※下記料金は1泊(サービス料込・朝食込・消費税込)のお一人様代金です。

ホテル名 8/19(金) 8/20(土)
シングル ツイン シングル ツイン
リーガロイヤルホテル東京
●東西線「高田馬場」駅徒歩7分
¥28,000 ¥17,500 ¥28,000 ¥17,500
ホテルサンルート高田馬場
●JR/東西線「高田馬場」駅徒歩1分
¥12,000 ¥11,500 ¥13,000 ¥12,500
西鉄イン日本橋
●地下鉄日比谷線「人形町」駅A5出口徒歩3分
¥10,000 ―― ¥10,000 ――
  • 東京都内は、学会・出張等の関係で宿泊が大変混み合いますので、お早めにお申し込み下さい。
  • 上記代金には、弊社[近畿日本ツーリスト(株)]手続き手数料が含まれております。
  • 別紙お申込書にはコース番号をご記入下さい。また必ず第2希望まで記入をお願いします。
  • ホテルチェックインに関しては、当日フロントにてお名前をホテル係員にお伝えください。
    (事前に宿泊クーポン等はお送りしませんので予めご了承下さい)

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