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朝日新聞厚生文化事業団トップページ 最新のお知らせ 自閉症カンファレンス NIPPON 2015 (2015年8月22日(土)~23日(日))

最新のお知らせ

自閉症カンファレンス NIPPON 2015 (2015年8月22日(土)~23日(日))

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今年も、国内最大、最高の自閉症(ASD)支援のための専門会議に

自閉症(ASD)を正しく理解し、世界でもっとも優れた支援のスピリッツを共有するための「自閉症カンファレンスNIPPON」。日本全国から1,000人を超える参加者を集め、国内最大、最高の会議を目指します。14年目の今年は、TEACCHプログラムの現在のディレクターを招き、最新の情報を提供していただきます。

「自閉症支援の黒船」から25年。新たな一歩を東京から

米国ノースカロライナで行われている教師と専門職のための5日間にわたるトレーニングセミナーを、日本で初めて開催してから昨年で25年。「自閉症支援の黒船」と呼ばれたそのときに、コトバと文化の壁を越えて日本にタネをまいたTEACCHプログラムの元ディレクター、ゲーリー・メジボフ教授が今年も来日。あとを継承する現ディレクターのローラ・クリンガー准教授と、新旧ディレクターが東京に初のそろい踏みです。

「実践」から学ぶ支援の神髄

自閉症カンファレンスがこれまで継承してきた支援の神髄を実践から学ぶというTEACCHプログラムのスピリッツ。日本全国の実践報告は、もうひとつの主要プログラムです。今回も全国から数々の実践報告が集まります。支援の実際をテーマ別に分けた分科会は、今年も充実した内容でどれも聞き逃せません。好評の初心者のための入門編の解説講座も準備しています。暑い夏の熱い2日間、自閉症(ASD)支援のスピリッツは、今年も東京・早稲田から。

断然、注目の自閉症(ASD)フェスティバル

全国の多くの関係者が注目する「自閉症カンファレンスNIPPON」。自閉症(ASD)を正しく理解する場として、情報収集や交換の場として、そして支援のフィロソフィーを学ぶ場として、今年も新たな「自閉症カンファレンスNIPPON」は断然、注目です。

とき 2015年8月22日(土)~23日(日)
ところ 早稲田大学 早稲田キャンパス 14 号館
対象 自閉症の療育に関係する親、教師、専門家など
定員 1,000 人
参加費 12,960 円(税込)

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開催にあたって

米国ノースカロライナ州に住む自閉症の人々に対して包括的な支援を続けるTEACCHプログラムによる成果は、その具体的で妥当な支援の内容による実践者の確かな実感から、全世界の共感を得ていることは疑いようのない事実です。わが国でも、今や常識となっている自閉症の人への視覚支援や、視覚的・物理的構造化の理念と具体的な支援が、各地の実践者によって多くの自閉症の子ども、そしておとなの人たちに実践されてきました。

 

今年の自閉症カンファレンスNIPPONには、創始者のエリック・ショプラー教授を継いで、長年TEACCH部の総責任者を務め、このカンファレンスにも毎年参加いただいているゲーリー・メジボフ教授に加え、現在の総責任者としてTEACCHプログラムのディレクターを務めるローラ・クリンガー教授にもお越しいただき、最新の情報をご提供いただけることになりました。

 

その情報のひとつは、長年TEACCHプログラムが積み上げてきた実践の成果、あるいは効果とも呼ぶべき予後についての研究の結果を、はじめて日本に報告していただくというものです。自閉症の人々が自立的に生活・活動をしながら、多くの人たちと共生・協働をすることができるようにと願うTEACCHプログラムの支援を受け、成人した人たちについての広範な研究の結果は、私たち日本の支援者にとっても、大きな勇気と激励、そして今後の指針を与えてくれることであろうと期待しています。

 

14回目を迎える今回も、多くの仲間との出会い、再会を楽しみにし、そしてさらに多くの新たな知見が、みなさまとともに得られることを楽しみにしております。

川崎医療福祉大学客員教授 佐々木 正美

プログラム

8月22日(土)

9:00 受付  
9:30 開会  
9:35 『開会宣言』
○佐々木 正美 川崎医療福祉大学客員教授
 
10:00 『大人になった自閉症~TEACCHの成果』
~コミュニティーの中で生活すること~
○ローラ・クリンガー TEACCHプログラムディレクター
【201】
 
12:30 昼食 サブプログラム
『ポスターセッション』
『コミュニケーション機器ルーム』
『医療ルーム』
※2日目15:00までの常設プログラムです。
13:45 『自閉症の人への支援をどう構築するか part 1』
○ゲーリー・メジボフ ノースカロライナ大学教授
【201】
入門解説講座
『基礎からの構造化』【102】
15:00 休憩
15:15 『自閉症の人への支援をどう構築するか part 2』
○ゲーリー・メジボフ
【201】
入門解説講座
『基礎からの評価と自立課題』【102】
DVDシアター
『自閉症の人が求める支援~構造化』【101】
16:30    
17:00 交流パーティー 【大隈ガーデン】  
19:00    

8月23日(日)

9:00 受付 受付
9:30 『自閉症の人へのトータルサポート』
~TEACCH プログラムが目指す支援~
○ローラ・クリンガー
【201】
分科会
『実践報告』
1.「スケジュール」【101】
2.「はじめての構造化」【102】
3.「アクティビティー」【B101】
12:00 昼食
13:00 『自閉症の子どもへのまなざし』
~自閉症の人と共存、共栄して生活すること~
○佐々木 正美
【201】
『医療サポートセミナー』【102】
DVDシアター
『自閉症の人が見ている世界』【101】
14:30 休憩  
14:45 『自閉症の人の支援でもっとも大切なこと』
~コアバリュー2015 ~
○ゲーリー・メジボフ
【201】
 
16:15    

プログラムは都合により内容を変更する場合があります。

メインプログラム

米国ノースカロライナのTEACCHプログラムの現在の最高責任者(ディレクター)、ローラ・クリンガー准教授と、前ディレクターのゲーリー・メジボフ教授が、自閉症支援の最新情報を提供します。

『大人になった自閉症~ TEACCHの成果』
TEACCHプログラムの支援を受けて育ち生活している20歳~ 55歳までの成人の自閉症の人たちについて、プログラムがどのように影響をもたらしたか(予後)の研究結果が出ました。「TEACCHの効果」についての考察です。
『自閉症の人への支援をどう構築するか』
社会的なかかわりを常に意識したTEACCHプログラムによる支援は、初期の段階からどのような点に着目をし、その戦略を構築していったのか。自閉症の人を支援する方策を考察するために必要な具体的なヒントを。
『自閉症の人へのトータルサポート』
自閉症支援には、生涯を見通して、社会とどのようにかかわりを持つかの視点が必要です。現在のTEACCHプログラムが目指すup to dateの支援の全容について紹介します。

分科会

2日目午前の分科会は、3つのテーマに分けて、全国から集まる各分科会5人の実践発表があります。各分科会の選択と移動は自由です。

「スケジュール」
「時間割」や「日課」ではない、個別のスケジュール。一人ひとりを個別化して一人ひとりに合わせたスケジュールは、支援の基本です。
「はじめての構造化」
支援の基本に立ち返ります。正しく一人の人を評価し、正しい支援に結び付ける。その最も大切なツールである「構造化」。
「アクティビティー」
学校の教室で、家庭の中で、福祉や就労の現場で、あるいはレジャー(余暇活動)で。さまざまな場面での具体的な支援の実践を。

入門解説講座

自閉症の人たちへの支援の有力な戦略のひとつ構造化。「実践するための入門編を」の声におこたえして、今年も自閉症カンファレンスNIPPON実行委員が基本的な考え方を分かりやすく解説します。

1日目午後 「構造化」
「構造化」の基礎について分かりやすく解説します。
1日目午後 「評価と自立課題」
支援のすべての基本となる「評価」について解説し、「自立課題」のつくり方を学びます。

サブプログラム

『コミュニケーション機器ルーム』
自閉症の人たちのコミュニケーションをサポートする機器の展示とデモンストレーションを。実際に見て、触れてみてください。
『ポスターセッション』
日頃の実践やアイデアをポスターで発表。全国各地の活動がビジュアルに報告されます。
『医療ルーム』
自閉症の人たちが医療機関を受診する際に役に立つサポートの数々を医療の側からご紹介します。
『書籍コーナー』
自閉症をはじめ、発達障害などに関する数多くの書籍が一同に。内容を実際に確かめてお求めいただけます。

その他にも魅力的なプログラムを用意しています。

各プログラムは、都合により内容・時間帯などを変更する場合があります。

ポスターセッション参加者・団体を募集します

TEACCH プログラムを参考にした活動をみなさんにシェアしたい。実践を発表したい!という方や団体、グループなどのポスターセッションへの参加を募集します。毎年、多くの発表でサブスペースは盛り上がります。
お申し込みは主催事務局へご連絡ください。

主催事務局 朝日新聞厚生文化事業団
tel.03-5540-7446
E-mail : autism@asahi-welfare.or.jp

参加申し込みについて

下記フォームへアクセス頂き、画面の案内に沿ってご登録ください。また、FAXで参加申し込みの方は参加申込書に必要事項をご記入の上、送信してください。

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交流パーティーについて

8月22日(土)17時00分(予定)から講師や参加者親睦のための交流パーティーを予定しています。参加ご希望の方は、お申し込みください。交流パーティー参加費 4,500円(税込)が別途必要です。なお定員制ですので、お申し込み状況によりご希望に添えない場合があります。

昼食(弁当)の申し込みについて

会場にてお弁当をご用意します。事前に申し込みが必要です。8月22日および23日の昼食の申し込みをされる方はお申し込みください。周辺に食堂・レストラン等は少なく、学校の夏休み期間中のため大部分が「お休み」です。お弁当をお薦めします。お弁当は1個1,080円(お茶つき・税込)です。

会場のご案内

早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館 東京都新宿区西早稲田1-6-1
JR山手線・高田馬場駅より徒歩20分 地下鉄東西線・早稲田駅3b出口より徒歩5分
都バス・高田馬場駅̶早大正門まで10分
東京駅からは
JR 中央線で御茶ノ水駅、総武線(各停)に乗り換えて飯田橋駅へ行き、地下鉄東西線に乗り換えて早稲田駅。
新宿駅からは
JR 山手線で高田馬場駅、地下鉄東西線で早稲田駅、または高田馬場駅からバス利用で早大正門。

早稲田大学構内図(早稲田キャンパス)

費用のお支払い

お支払い方法は申し込み後、銀行振込でお願いいたします。
webでのお申し込み・・・・・web記載の口座にお振り込みください。
FAXでのお申し込み・・・・・お支払い方法に関わらず、随時予約確認書兼請求のご案内をお送りします。請求書に明記された期日までにご入金ください。

お取消料について

お申し込みの後、ご都合により取り消される場合は、次の取消料を申し受けます。なお、本会参加費は返金いたしませんのでご了承ください。

交流パーティー
宿泊(ホテル)
14日前~8日前 7日前~2日前 宿泊前日 宿泊当日および不泊
20% 30% 40% 100%
弁当 5日前 2日前 前日 当日
無料 20% 50% 100%

申し込み締め切り

定員になり次第締め切ります。

申し込み

近畿日本ツーリスト(株)
『自閉症カンファレンスNIPPON』係
〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-13
knt-ecc705@or.knt.co.jp
TEL:03-6891-9456 FAX:03-6891-9407
営業時間(月)~(金) 10:00~17:00 ※土・日・祝日はお休み

お申し込みはここをクリック!

主催事務局

朝日新聞厚生文化事業団
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL03-5540-7446 FAX03-5565-1643

主催/自閉症カンファレンスNIPPON 実行委員会・朝日新聞厚生文化事業団
後援/厚生労働省・文部科学省・日本自閉症協会・日本知的障害者福祉協会(予定)

宿泊申し込みについて

宿泊ご希望の方は、ご案内参照の上、宿泊日、ホテル名、部屋のタイプを選択してください。なお、ツインをご希望の場合は、必ず同室者のお名前をお書きください。

ホテル名 8/21(金) 8/22(土)
シングル ツイン シングル ツイン
リーガロイヤルホテル東京
●東西線「高田馬場」駅徒歩7分
¥26,000 ¥16,000 ¥26,000 ¥16,000
ホテルサンルート高田馬場
●JR/東西線「高田馬場」駅徒歩1分
¥11,300 ¥9,700 ¥12,100 ¥11,100
西鉄イン日本橋
●地下鉄日比谷線「人形町」駅A5出口徒歩3分
¥9,700 ―― ¥9,700 ――
  • 東京都内は、学会・出張等の関係で宿泊が大変混み合いますので、お早めにお申し込み下さい。
  • 上記代金には、弊社[近畿日本ツーリスト(株)]手続き手数料が含まれております。
  • 別紙お申込書にはコース番号をご記入下さい。また必ず第2希望まで記入をお願いします。
  • ホテルチェックインに関しては、当日フロントにてお名前をホテル係員にお伝えください。
    (事前に宿泊クーポン等はお送りしませんので予めご了承下さい)

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